関わり ページ18
(夢主side)
にしても、昨日の今日で、私がここまで変わるとは…
人と関わることに恐怖を感じていたのに、現に今、こうして人を観察している。
父上や、山田先生との関係が、良くなったのもあるのだろうか…
「人との出会い、この学園とのご縁を大切にしなさい。Aの、大きな変化に繋がるだろう。」
父上の言葉を脳内で再生する。変化とは、こういうことなのだろうか…
でも、こうしていると楽しい。人を知ることがこんなに楽しいなんて。
けれど、男性にはプライドというものがあると聞いたことがある。気が付かないふりをしよう。
食おば「はーい！お待ちどうさま！」
『「ありがとうございます！」』
料理を受け取り、私たちは向かい合って席についた。
食おば「お残しは許しまへんでー！！」
『「いただきます！」』
そういえば…朝食、食べるのを忘れていた。道理でお腹が減っているわけだ。
昨日の朝食以後、何も食べていない。
まずは、一口…
『！！』
なあに？これ…おいしすぎる！！明料理や忍者食、昆虫食の生活では、絶対に味わえない…
たまに城で出される南蛮料理よりも、はるかに美味しいよ！？
どうやったら、こんな美食が作れるの？
土井「フフッ。食堂のおばちゃんの料理は、全て美味しいんですよ。」
『本当に、このおでん、すごく美味しいです！』
食おば「そう言ってもらえて、嬉しいわ！」
土井「この麻婆豆腐も、程よい辛さ、豆腐も滑らかな食感で美味しいです。」
『食レポ、お上手ですね！』
食おば「このお豆腐、五年生の生徒が作ったのよ。」
『生徒さんがですか！すごいですね！』
土井「五年い組の久々知平助。豆腐が大好きな生徒で、委員会の時に、しょっちゅう自作の豆腐を使って『豆腐パーティー』をしています。」
『本当に大好きなんですね！久々知くんに出会ったら、豆腐のお話聞いてみます！』
何故だろう。奥から好奇心が湧いてくる。
土井「おいしそうに食べますね。」
『あ、顔に出てました？』
土井「出てますよｗ」
軍医たるもの何をしているんだ…気が緩み過ぎではなかろうか…
土井「先ほどは、ありがとうございました。」
『ほえ？』
また変な声が…汗
土井「じゃんけん、わざとグーを出されたんですよね。」
流石、忍術の教師だなあ。って感心しているバヤイじゃないぞ。
怒られるかな…
「バヤイ」炸裂ｗ
夢主は生徒ではないけれど…
細かいことは気にしない！
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サクラさく。 - はじめまして土井先生も作品大好きでこれからも楽しみしてます！もしもよければイベント再開中「あなたの作品見せて！！《イベント公開中》」参加して見ませんか？好きなアニメやランキングと作品ですが、もしも無理そうであればお断りして構いません。 (2022年10月18日 8時) (
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作者名：恋夏 | 作成日時：2022年8月28日 0時
