清八の一報 ページ2
(夢主side)
仕事が一段落していたある日のこと。
いつもの様に朝食を食べていたときだった。
突然、外から馬の鳴き声とヒヅメの音がした。
何事だろうかと思い、家を出てみると...
?「新野先生の娘さんですか?大変です!!お父上が!!」
A『忍術学園の方ですか?父の身に一体何が!?』
男が馬から降りてきて、大声で告げた。
男のあまりの慌て振りに、ただ事ではないと察した私は、少しパニック状態になった。
？「申し遅れました。私は馬借の清八と申します。学園長先生からの指示を受けまいりました。あなたのお父上が、任務中に大怪我を追いました。今すぐ私と一緒に、忍術学園へ来てください!!」
A『分かりました。直ちに準備をしてまいります。』
父上が、大怪我を...。しかし医者たる者は、常に冷静沈着でいなければならない。怪我の状況が分からない今は、とにかく早く行かなくては。救急箱を手に、私は清八と名乗った男と共に馬に乗り、学園へ向かった。
〜馬を飛ばしながら道中にて〜
A『清八さんでしたね。知らせていただきありがとうございます。それで父の怪我の様子は?』
清八「アサギリ城の合戦場で、六年生と共に負傷者の手当をしていたところ、毒矢が先生の右足に刺さったようです。毒が強力なものであった様で、その場で手当ができず...」
A『忍術学園に連れ帰る間に、毒が回り、状況が芳しくないのですね...』
清八「はい...合戦場から連れ帰った六年生と先生方が治療を行っているそうですが、体調が急変されてはいけないので...と...。」
父上、Aが行くまでどうか耐えて。お願い。
ひたすら願いながら、馬上にいた。
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サクラさく。 - はじめまして土井先生も作品大好きでこれからも楽しみしてます！もしもよければイベント再開中「あなたの作品見せて！！《イベント公開中》」参加して見ませんか？好きなアニメやランキングと作品ですが、もしも無理そうであればお断りして構いません。 (2022年10月18日 8時) (
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作者名：恋夏 | 作成日時：2022年8月28日 0時
