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写真トーク[オハコ] ページ12

「どうも、末澤誠也です!」


今日も始まった、小島が勝手に始めたAぇのオハコ。
今回は俺の番で、"写真トーク"らしい。


「この写真は、去年のAの誕生日のですね。
いやーめっちゃ懐かしいわ」


送られてきたのは、Aを真ん中に囲むように、
周りに他のメンバー6人が写っている写真。

大きなホールケーキを持ったAは号泣していて、
対して周りの俺らはすっげぇ笑顔。

今見ても微笑ましい、良い思い出だ。



「この日は普通にレッスンがあって昼にも全員会ってたんですよ。
で、そこで普通におめでとうって祝って、プレゼントも渡しました」


「そん時も普通にAは喜んでたんですけど、去年ってAが丁度20歳の誕生日やったやないですか。

だから、メンバーと相談して、なんかすごい思い出に残るようなことしたいなってなって。

それで、まさかの誕生日2回も祝うドッキリしようって 笑」


流石に同じ人から1日に2回も祝われるなんて思ってないだろうという油断をついた作戦。

だから本人には申し訳なかったけど、
1回目の昼間はめっちゃさら〜っと祝っただけやった 笑。


「夜中に車で家まで迎えに行きましてね。
あ、ちゃんと親御さんには許可取ってたで」


「ほんま内緒でいきなり行ったから、Aはもうめっちゃ驚いてて 笑。
そのまま強制的に車に乗せて、俺ん家まで行きました」


「で、家に着いてドア開いた瞬間、
メンバー全員がクラッカーでお出迎え!

これ、最高のドッキリやんな?笑」



あん時の表情は忘れんわ〜 笑。
驚きすぎてしばらくずっと固まってたし。



「リビングまで連れてって、ハッピーバースデー歌いました。
ギター正門、ピアノ小島の豪華バージョン!」


「そしたらめっちゃ号泣しちゃって、
『人生でいちばん幸せや』って言ったんですよ。

…くっそ可愛いやんコイツって 笑」



そん時に、記念撮影しようやってなって撮ったのがこの写真。

いやー、感慨深い。


ちなみにこの時、何故か小島もつられて泣いていた。何やねんアイツ。



「あ、ちなみにこの歪なケーキ、俺ら男6人で作ったんよ。頑張ったわ〜」



おいしいおいしいって食べてくれて、すっごい嬉しかったなぁ。




「…という、素敵な思い出の詰まった写真ですね。


Aのロック画面、この写真なんすよ。
可愛い奴やなぁほんまに 笑」








_一年に一度の誕生。




今年はどんな風に祝おうか。









「以上、末澤誠也でした。ばいばい!」

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作者名:透夏 | 作成日時:2020年5月21日 16時

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