オトナ ページ22
末澤｢なあ！どういうことやねん！！｣
佐野｢こんなん聞いてないですって！｣
福本｢これはアカンやろ！！！｣
｢…ぬ？｣
朝、楽屋に来たら過激派トリオに詰め寄られて
いきなりこれです。
｢えっえっなんなん？｣
みなさんどうやら大変おこのようです。
｢(えええ、いや心当たりありすぎてん…)｣
も、もしかしてこの前みんなのロケ弁に入ってたハンバーグ全部食べたから…？
それともこっそり末澤のシークレットシューズの分厚い中敷取ってもうたから…？
あああそれや絶対それや。
｢いや、末澤それに関してはほんまごめんな…？悪かったと思ってる。
けどな？やっぱそれじゃダメやと思うねん。
やっぱありのままを受け入れていかなあかんよ。
許してとは言わへん。
…けど、私の気持ちは分かって欲しい｣
誠心誠意、心の内は話した。
きっとこれで大丈夫なは…
末澤｢……お前…今度は何やったん…………？｣
｢ｱｯ｣
草間｢見事な自爆やね｣
正門｢黙ってればええものを…｣
どうやら違ったようです。墓穴！！！
｢っていうか何やねんさっきから！！
前置きが長すぎんねん！！
何かしたなら謝るからとっとと言ってや！！｣
佐野｢開き直った｣
小島｢完全に開き直ったな｣
すると正門がそっと目の前に何かを差し出した。
…これは、
｢雑誌？｣
この前、私がソロで某有名女性誌に載った時の。
｢これがどうかしたん？｣
するとトリオがずんずんと詰め寄ってきた。
な、なんやなんや。
福本｢衣装はだけ過ぎやねん！！もはや着てる意味ないやん！！｣
佐野｢それに何なんすかこの表情！！こんなんイチコロやんかっわいいなぁ！！｣
末澤｢それに！！男とのツーショットとか聞いてないわ！！！！｣
｢……はぁ？｣
聞いてみれば、何やねん。
晶哉に至ってはそれ褒めてんの何なの？？？
末澤｢こんなあれ…あの、……せくしー、な撮影とは聞いてへんもん！！｣
｢いやウブか｣
今回の特集のテーマは"ちょっぴり大人な宮地A"。
ということで、ムーディでセクシーな仕上がりになっている。
…私的にはすごく満足いったんやけどなぁ。
｢こんなんどうってことないやろ〜。
なぁ、3人もなんか言ってや〜？｣
助けを求めるべく話を振るも、
草間｢…まぁ、…なぁ？｣
正門｢ちょっと露出が激しい、といいますか…｣
小島｢めっちゃ好み｣
小島は真顔出親指立てんといて
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作者名：透夏 | 作成日時：2020年5月21日 16時
