【約ネバ】物語をうまく進めるため

23 話 ページ24

Aside

…何者？


静寂を切り出すように俺はクローネに問う


『…何者ってどういうことですか？』


クローネ「そのまんまの意味よ」


？


クローネ「貴方ね」


クローネ「目立ってなさすぎるの」


淡々とクローネは語る


『…？』


クローネ「気配がないとまではいかないけど…」


クローネ「特別感がないといえばいいかしら」


特別感…？


クローネ「エマ達とほぼ互角の上物のくせに…」


クローネ「その匂いが全く感じられない」


クローネ「言い表すなら…



　 異様



という言葉が正しいかしら…」



クローネ「A」


クローネ「私は貴方が狙ってその匂いを出していないよう
に見える」


クローネ「それには何か理由があるの？」


クローネ「ねぇ♫」


クローネは微笑む


『あの…』


『地味にディスられてる気がするんですけど…』


シスター「あら？」


シスター「ごめんなさいね」


『それにドンとギルダが心配してると思うんで』


『今日はこの辺で』


『看病ありがとうございました』


『では』



ガチャ



タッ タッ タッ


誰もいない廊下に俺の足跡が鳴り響く


エマ達とほぼ互角の上物ね…


『あのシスター…』


話にさらっと俺がハウスの真実を知ってるか


カマかけてきたよな


それしても…


特別感がない


か


どういうことだ…


考えたこともなかった…


けど


原作を壊さないように


この基本スタンスは崩すつもりはない

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作者からのメモ

お久しぶりです！皆さん！

まず投稿がかなり遅くなってしまいすみませんでした。

諸事情ですが色々ありまして…

やっと一息つけるとこまで来たので

これからじゃんじゃか投稿するつもりです！

これからもこの作品をよろしくお願いいたします！

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