ナンパ男なんか大嫌い。【sm】

29.SOS ページ30

Aside


その次の月曜日


アタシは会社とは別のところに、お昼から後輩を連れて仕事をしていた。


後輩「部長から言われたんですけど、もうそのまま帰って良いらしいですよ？」


気がつくともう夕方。


『あ、そうなの？じゃあ帰るか・・・後輩ちゃん一緒に帰らない？』


後輩「家こっちですけど、同じですか？」


『あ・・・いや、同じ方向かなーって思っただけ！じゃあまたね！』


後輩「はい！また明日！」




一人で帰るのか・・・


今日はいつもと違う道だし、さすがに・・・


しかし、10分ほど歩いたところで、



コツ、コツ、コツ・・・




こっちにまでいるの？もういやだ・・・


家まではまだ遠い


だが、このまま一人で帰るのは精神的にキツイ


ふと、周りを見てアタシはあることに気付いた


『ここって、たしか・・・』


アタシは向きを変え、また歩き始めた


頼む、居てくれ・・・



ピンポーン





？「はーい、ってA？急にどうしたん？」


『助けてください・・・志麻さん・・・』


し「えっ！？なんかあったん？」


『い、入れてください・・・』


し「お、おう」


志麻さんの家に入れてもらい、アタシは口を開いた









.







『最近、ストーカーっぽいのにあってて・・・』

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