42曲目。 ページ3
アーサーside
？「何やっとんの、生徒会長はん」
席を立とうとした時、後ろから声がした。
後ろからだから勿論顔は見えない。
一瞬、アントーニョの声かと思った。でも、アントーニョはステージ上に居る。だから、
英「…なんだよ」
葡「おー…怖いで、その顔。せっかくイケメンやのにモテへんよ？」
英「って、ポルかよ…！アントーニョかと思ったじゃねーか」
葡「俺とあいつ間違えるなんて、どんな目しとんの⁉俺らそんな似てへんよ？」
ポルが俺の隣の席に座る。こちらを見ている緑色の目は美しいものであった。
葡「よいしょ…」
英「よいしょ…ってお前。ここに何しに来たんだ？」
葡「俺？アントーニョに一度見に来い、言われたから来ただけや。そういうお前こそ、何しに来たん？」
英「俺は、ただ…」
言葉が続かなかった。自分の弱さに甘えて帰ろうとしていたのだ、言えるわけがなかった。
葡「見に来ただけなん？参加しに来たんちゃうの？」
英「参加できるのならしてーよ…。でもな、今更戻ったところで受け入れてもらえねーだろ！」
心の内側にあるものが溢れてきた。誰にも言えなかったことを。
葡「それはどうやろうな。俺の目には待たれてるように見れるけどな」
英「そんなことないだろっ…俺は必要ないんだ！」
？「はぁ…何で君はいつもそういう事を言うんだい？」
？「自分を追い詰めちゃだめですよ」
？「ヴェ、戻ってきたからって誰も仲間外れになんてしないよ、アーサー」
？「逆にもっと早くに戻ってきた欲しかったなぁ…」
？「水臭せーこと考えなある」
？「そんなグダグダ考えるんだったら戻れ、このやろー！」
？「音を奏でるのが好きなんだろう？」
？「これ以上言うと俺怒るよ？」
？「さぁ、響かせましょう。私達の創音サウンドを」
顔が下に向いていたからどこに誰が居たなんて分からないけど、確実に大切な仲間だった。
葡「ほら待たれとるやん、行った方がええんちゃう？」
ポルが微笑んで後ろから俺の背中を押した。
英「あぁ！」
大きく頷いた瞬間、二つの手が俺の両手を引いた。
米「さあ、
加「さあ、
米・加「Let’s play music!」
二つの手と仲間と。大きなステージへと向かった。
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キモオタク(新)(プロフ) - 14歳のお誕生日おめでとうございます！これからもゆっくりでいいので更新してくれると嬉しいです(*´ω｀*) (2023年2月6日 10時) (
レス) @page28 id: b2377fe342 (このIDを非表示/違反報告)
はる@四季(プロフ) - モブキャラＡさん» ありがとぉぉ⤴︎これからも頑張りますっ！！ (2023年2月3日 21時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラＡ - お誕生日おめでとう！！！！お話、本当に大好きだよ🥲❤今後もめちゃくちゃ応援するからゆったりまったり更新してね……👍 ̖́- (2023年2月2日 22時) (レス) @page28 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
はる@四季(プロフ) - 裏葉さん» ありがとうございます！気長にゆっくりと更新しますので待っていただけたら幸いです (2023年2月2日 21時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
裏葉(プロフ) - Happy Birthdayです!!!!これからもお話楽しみに待ってるのでゆっくりのんびり頑張ってください!!!! (2023年2月2日 21時) (レス) id: 0f30933792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる@四季 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fuiRf43/
作成日時：2022年10月16日 16時
