21曲目。 ページ27
木金で更新サボってしまった…ごめんなさい!
A視点
ルートのお兄ちゃんでギル先輩こと、ギルベルト先輩はそのまま入部。2ndフルートとなった。
あと2人、あと2人。そう呟きながら、放課後の音楽室に向かう。
『それじゃあ、全員揃ったことだし。練習始めますか?』
普「コンテストに出るためにあと2人だろ?」
『そうですね。ギル先輩、誰か心当たりあるんですか?』
普「あるっちゃ、言われたらあるな。フェリちゃん、ロヴィーノ。あいつだ、ローデリヒだ」
南伊「ああ、あいつか。でも入ってくれるのか?」
『そのローデリヒさんって?』
北伊「この学園の2年生でね。有名な音楽家の息子さんなんだ。芸術とか、音楽が大好きな人なんだよ〜」
北伊「俺も昔お世話になったことがあるんだ〜」
そんなこんなでローデリヒさんのお話をしていた時。
背後からガラガラって音がして音楽室の扉が開いた。
英「なんだぁ?全然やる気のねぇ顧問が文句でも言いに来たのか?」
アーサーがそう言うのも無理はない。
吹奏楽部の顧問は名前だけ。私が入部してから1度も顔を見たことがないのだ。
?「入部しようかと思っているものに対して失礼である!」
日「バッシュさんではないですか⁉」
どうやら彼はバッシュというらしい。
瑞「菊の言う通り、吾輩はバッシュ。入部届である。
この部に入部したい」
『2人はどういうご関係で…?』
日「ああ、私達は同じ科に属していて。クラスが同じなのですよ、学年は違いますが。前々から誘っていたのです」
菊の属している科は国際理解科。平和を守るための勉強をしつつ、世界を考えることを中心とする科だ。
瑞「楽器はこれだ」
そう言ってバッシュ先輩が指した先にあったのは、ホルン。
世界一難しい金管楽器と言われているけれど、柔らくて、綺麗な音が出る。
『難しいですけど、頑張ってくださいね!菊、よろしく』
日「はい、了解しました」
部員が増え、益々賑やかになる吹奏楽部。
遠くにある音を掴むためにあと1人。
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はる@四季 - すいしぇーさん» ありがとう! (2022年10月16日 13時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
すいしぇー(プロフ) - はるちゃん〜!!おめでとう(*´꒳`*)私も吹部だから、すっごい共感できる大好きな作品だよ…!続編待ってるね☆ (2022年10月16日 7時) (レス) @page50 id: 7b108f9ac6 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - はる@四季さん» この名前で葡さんの『あおときみどり。』ってやつ書いてます……!! (2022年10月14日 23時) (レス) @page48 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
はる@四季 - モブキャラAさん» どんな作品書いてるんですか?是非教えてください! (2022年10月13日 21時) (レス) id: 17e09ea40f (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - はる@四季さん» 続編……!!楽しみにしてます(っ ॑꒳ ॑c) (2022年10月13日 21時) (レス) id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
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