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「そもそもどうしてこんなことになったんです？」
「ウツ様のことを見ていたら急にヘロイン令嬢が私の頬を叩いたんです……」
「ちっ、違うわよ！デタラメなこと言わないで！」
きっと自分の攻略対象を見ていることが気に食わなかったのだろう。容易に想像はつくが偏見だけで決めつけてしまうと私が不利になってしまう。そのため一部始終を見ていた人が欲しいが周りの反応を見る限り誰も見ていないように感じる。それともコネシマを恐れてこの場では声をあげることができない人がいるかもしれない。
「誰かこの一部始終を見ていた方はいますか？」
めんどくさいけど、ここまでしたんだからやりきらないと。
「ほらエーミール先生、出番だぞ」
「えぇ…！？私ですか？」
グルッペンに連れて来られたエーミールは何やら事の始まりから終わりまで知っているようだった。
「エーミール様、説明していただけますか？」
「そ、そうですね。私が見たのは誰かを見つめる令嬢に平手打ちをするヘロイン男爵令嬢がいました」
「見間違いに決まってるわｯ！！」
エーミールの証言を境に次々に令嬢達の声があがり、タリアの偽りの弁明を掻き消した。
私と出会ってからタリアは天使の皮を上手く被ることが出来ていない。初めは天使と言われていた彼女は今や悪女そのもの。このままいけば私が死ぬことは恐らくないだろう。
「やりなおし……やり直しをしないと…！」
ピコンっ、と可愛らしい音を立ててピンク色のゲームウィンドウがタリアの前に現れた。
「めいんすとーりーはりせっとができません……？」
「うっ、嘘でしょ！？」
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クリーパソ(プロフ) - 田中さん» そう言っていただけると励みになります✨ありがとうございます🥺 (11月26日 21時) (
レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 本当に面白くて好きです (11月26日 17時) (レス) @page36 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
クリーパソ(プロフ) - 月見酒さん» コメントありがとうございます🙇♀️登場人物の多い小説は慣れていないので楽しんで読んでもらえるのはとても嬉しいです🥲✨無理ない程度に更新していきます💪 (10月30日 7時) (レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
月見酒(プロフ) - コメント失礼します！面白くてすごく続きが気になります！お体に気をつけて頑張ってください！ (10月29日 20時) (レス) @page15 id: d4a0fc9775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーパソ | 作成日時：2023年10月26日 21時
