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ウツを通して、タリアから直接謝罪がしたいと言われ屋敷に向かった。チーノとトントンの誤解も解きたくウツにこっそり呼んでほしいとお願いすると二つ返事で快諾してくれた。
「チ、チーノ様とトントン様はなぜこちらに……？」
「誤解は解いておいたほうがいいと思いまして」
ニコッと我ながら優しく微笑むことができたと思う。その証拠にウツが少しニヤけている。
「謝罪、してもらえます？」
少し意地悪だっただろうか。
タリアは下を見てわなわなと肩を震わせた。顔をあげたかと思えば可愛らしい顔が林檎のようになっていた。
「皆様に誤解を生んだこと、申し訳ないと思っています。ですが私は自作自演などしておりません！全てあなた様に仕組まれたのです！」
タリアの衝撃の発言はこの場にいる全ての人間を石像にした。
謝罪をしたかと思えば私に罪を被せ、自分は悪くないのだと言い始める。チーノもトントンもタリアの発言を信じる様子は見せず、彼女に怪訝な目線を向ける。
「ここまで来て自分の非を認めへんの……？これじゃあタリアちゃんが悪女みたいやね」
何気なく言ったウツの言葉にタリアは大きな目を更に大きくさせ天使の皮を剥いだ。
「はぁ！？なんなのｯ！！どいつもこいつもこの女のことをすぐ信じて！私はヒロインなのよ！？愛されるべきなのは私なのｯ！！」
タリアの豹変ぶりに三人は辟易ろいだ。
「絶対許さない……覚えてなさいよ…」
そう言うとタリアの前にテロップが現れた。
【「真っ赤な薔薇のお茶会」のストーリーはまだ途中です。それでも辞めますか？】
タリアはYesを押した。
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クリーパソ(プロフ) - 田中さん» そう言っていただけると励みになります✨ありがとうございます🥺 (11月26日 21時) (
レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 本当に面白くて好きです (11月26日 17時) (レス) @page36 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
クリーパソ(プロフ) - 月見酒さん» コメントありがとうございます🙇♀️登場人物の多い小説は慣れていないので楽しんで読んでもらえるのはとても嬉しいです🥲✨無理ない程度に更新していきます💪 (10月30日 7時) (レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
月見酒(プロフ) - コメント失礼します！面白くてすごく続きが気になります！お体に気をつけて頑張ってください！ (10月29日 20時) (レス) @page15 id: d4a0fc9775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーパソ | 作成日時：2023年10月26日 21時
