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「あっ、ごめんなさい」
「…………」
「あ、あはは……トントンは恥ずかしがり屋なんですよね〜」
「そっそうなんですね〜……」
またやり直し、と思うと腰が重くて仕方がない。それでも死ぬよりかはマシかと思い、嘘か本当かわからない事を言ってこの場から離れるチーノを目で追った。
「あなたお嬢様」
「……はい、なんでしょう？」
以前と変わらないセリフで、変わらないクッキーが出された。毒があったのは紅茶の方だとは思うが念の為クッキーも警戒しておいた方がいいと判断し、チーノが戻ってくるまでは食べないことにした。
「……そうですか」
意外にもあっさりと引いてくれたことに驚きはしたが、今死ぬことはないと安心しセーブボタンを押した。
「お嬢様お待たせしました…！」
先程よりも早く戻ってきたチーノはなぜか息が切れていた。それよりも嘘ではなかったことにまた驚いた。
そして三度目の驚き。
チーノの後にこの場に姿を表したのはタリアだった。
タリアは私を見るとトントンと同じように嫌そうな表情を浮かべたが、すぐに天使のような笑みを貼り付けた。ふわり、と効果音がつきそうな挨拶をして、当たり前かのようにトントンの隣に座った。
ここからは本当にいつ死ぬかわからない。そう感じ、もう一度セーブボタンを押した。
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クリーパソ(プロフ) - 田中さん» そう言っていただけると励みになります✨ありがとうございます🥺 (11月26日 21時) (
レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 本当に面白くて好きです (11月26日 17時) (レス) @page36 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
クリーパソ(プロフ) - 月見酒さん» コメントありがとうございます🙇♀️登場人物の多い小説は慣れていないので楽しんで読んでもらえるのはとても嬉しいです🥲✨無理ない程度に更新していきます💪 (10月30日 7時) (レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
月見酒(プロフ) - コメント失礼します！面白くてすごく続きが気になります！お体に気をつけて頑張ってください！ (10月29日 20時) (レス) @page15 id: d4a0fc9775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーパソ | 作成日時：2023年10月26日 21時
