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パーティーは終盤に差し掛かっていた。途中にあった社交ダンスは誰からも誘われることなく、正直助かった。ただでさえこの場に存在しているだけで悪口を言われるのだ。社交ダンスの一つも出来ずにいたら笑われ者にされていた。
「皆、今夜は集まっていただき感謝する」
その言葉に一斉にオスマンに視線が集まる。その中には熱が籠ったものもあった。
「今日集まってもらったのは他でもない。あなたのため」
さぁ、レディこちらに────。
そんなこと思ってもいないくせに、と呆れ目の前に出されている手はとらずただじっとオスマンを見つめた。その行動に騒々しくなる貴族達とは違い、糸目を更に細めるオスマン。きっとこれさえ耐えてしまえば彼にとって幸福が訪れるのだろうと表情、態度から読み取れた。
「幼い頃から君とは婚約関係にあった。今思い返せば短くもあった気がする。もうお互いそろそろ成人するだろう？そこで一つ君に言いたいことがあるんだ」
「あんたのその幼稚な行動に振り回されるのはもう嫌やねん」
「悪いけど、あんたとの婚約はなしにさせてもらう」
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クリーパソ(プロフ) - 田中さん» そう言っていただけると励みになります✨ありがとうございます🥺 (11月26日 21時) (
レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
田中(プロフ) - 本当に面白くて好きです (11月26日 17時) (レス) @page36 id: d6054e066b (このIDを非表示/違反報告)
クリーパソ(プロフ) - 月見酒さん» コメントありがとうございます🙇♀️登場人物の多い小説は慣れていないので楽しんで読んでもらえるのはとても嬉しいです🥲✨無理ない程度に更新していきます💪 (10月30日 7時) (レス) id: f7b2af521d (このIDを非表示/違反報告)
月見酒(プロフ) - コメント失礼します！面白くてすごく続きが気になります！お体に気をつけて頑張ってください！ (10月29日 20時) (レス) @page15 id: d4a0fc9775 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クリーパソ | 作成日時：2023年10月26日 21時
