Aぇさんの病日記

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草間side


といれと言い、すぐにかけていった末澤。


｢え、なになに｣


小島｢やばいやつ？｣


正門｢顔色悪かったしな｣


佐野｢口元抑えてへんかった？｣


｢俺、行ってくるわ｣


急いで後を追いかけた


トイレにつくと、1つだけ個室の扉が閉まってた。


その中からは、荒い呼吸の音と吐き出す音が聞こえた


｢末澤？｣


反応はなくて


｢鍵あけてくれへん？｣


弱々しくゆっくりカチャっと開いた鍵


ドアを開けると、しゃがみこんでいた末澤が俺の足元へ倒れこんできた


｢えっ、ちょ、大丈夫なん？は？｣


末澤｢リチャ…あかんかも…おぇっ｣


｢もう出したん？｣


末澤｢1回だけ、はぁっ、まだきもちわるい｣


｢しんどいな、｣


背中を摩ることしかできないけど、


末澤｢はぁっ、おぇっ、おぇぇ｣


｢どう落ち着いた？｣


末澤｢はぁっ、はあっ｣


｢口気持ち悪いよな｣


正門に電話かけ、｢なぁ、末澤トイレでダウンしたから水だけ持ってきてくれへん？｣


と頼むと息を切らしてこちらへやってきた正門


正門｢はぁ、大丈夫なんすか？｣


｢わからへん、けど撮影は無理そうやな｣


正門｢撮影なんですけど、大晴全然来れそうにないし機材トラブルあるみたいで来週になりました｣


｢分かった、来てくれて言うのもアレやけど末澤正門とかおると強がると思うねん。だから、こっちは俺に任せてくれへん？｣


正門｢わかりました、なんかあったらまた呼んでください｣


と戻っていった正門


｢もう強がらんでもええから、いつから気持ち悪いん？｣


末澤｢今日の夜中っ、1回起きてん、そこで戻した｣


｢はぁ？なんで言わんかったん？｣


末澤｢別に言うまでもないやろって｣


｢次からはよ言ってな。撮影ないからこのまま病院行くで｣


末澤｢別にええって｣


｢あかん、いくで｣






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