油断は禁物 ページ15
室side
部活も本格的にはじまり、高校生活に慣れてきた6人。
そんな中、保健室への来客。
「おっ、末澤やん。何?サボり?」
末澤「サボりちゃうっ、はっ。うぅ、」
胸元を抑えてこちらへ倒れ込んできた
「ちょっと待ってな、薬用意するからベット行こな。久しぶりでしんどいな、落ち着こな」
発作を抑える薬を取り出し、急いで末澤の元へ持って行った。
末澤「ぐっ、はぁっ。いたぃっ、はぁっ、ふぅ」
「飲める?飲んだら少しは楽になるから」
と言うと薬を飲んだ末澤
「久しぶりでしんどかったな。はよ、治まるとええなぁ、」
と末澤の背中を摩った
末澤「はぁっ、グスッ。ふぅー」
久しぶりの発作がよっぽどしんどかったのか、涙を流していた。
「ん、よう頑張った。少し落ち着いてきたら病院行こな。」
末澤「はぁー、ふぅー、行きたないねんけど…」
多分自分がどう対応されるか何となく分かってるから、嫌なんだろう。
「でも行かな、もっと悪化するからな?行くで。」
嫌がる末澤を病院に連れて行くのも慣れたもの。
中学生のときからこうだったから
「またこっち戻ってくるから、携帯とか財布とかだけ持ってけばええよな?」
末澤「わかった。」
寒がりな君は、もう6月で蒸し暑いというのにも関わらず、長袖のシャツを着ている。そのシャツの胸元はさっき強く握っていたせいかシワシワになっていた。
「歩けるか?掴まってええから、」
保健室の外から見える扉には、「先生は不在です。担任や職員室に居る職員を呼んでください。」というプレートをかける。
さっきの発作で疲れたのか少しぐったりしてる末澤を車に乗せ、いつもお世話になってる関西J病院へ向かう。
事前に電話をしたので、きっと直ぐに名前を呼ばれるだろう
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美愛 - 更新ありがとうございます✨これからも楽しみにしています🎶頑張ってください!! (7月18日 8時) (レス) id: f723e12412 (このIDを非表示/違反報告)
aぇ子(プロフ) - 戻ってきてくれて嬉しいです!続き楽しみです! (7月17日 20時) (レス) @page26 id: b3a95b72ba (このIDを非表示/違反報告)
美愛 - とても面白くて好きなので、更新楽しみにしています❣頑張ってください✨ (2023年4月23日 17時) (レス) @page26 id: 109e5c7266 (このIDを非表示/違反報告)
ぱむ - お疲れ様です!感覚過敏なマサカドくんが可愛くて凄く好きなお話なので更新凄く嬉しいです♡ (2023年3月12日 2時) (レス) @page11 id: a2c0baccb9 (このIDを非表示/違反報告)
aぇ子(プロフ) - 続き楽しみにしてました!今後もまた見たいです! (2023年3月11日 23時) (レス) @page26 id: b3a95b72ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヨーグルトまん | 作成日時:2021年11月14日 16時