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貴「オビ」



オ「A嬢、主、来た?」




貴「うん、今頃二人で話してるよ

何か……兄が取られた気分だなぁ」







私がボソリとそう言うとオビは

目を見開いた





オ「…A嬢は嬉しくないのかい?」




貴「……嬉しいよ。でも何か

心の隅っこにあるんだ、嫌な感情が


私ったら性格悪いね〜!ごめんね!


気にしないで!」






私は笑顔でそう言うとオビは急に

私を抱きしめた






貴「……オビ?」




オ「……俺がいるでしょ、A嬢には

それとも主の方が俺より好き?」




貴「…そんな訳ないじゃん

そりゃゼンもオビも好きだけど…

恋ではオビの方が上だもん


ゼンのは前の感情だけど」




オ「…嫉妬するって言ったからね前も」




貴「……!



ごめん、でも何か嬉しいや」




オ「……もう一回

夜過ごした事してあげるよ」




貴「ゴメンナサイ」









私達はそのまま何故か

ゼンの部屋へと向かった








貴「……何故、ゼンの部屋?」




ゼ「何となくですね」









少し経つとオビが寝っ転がった







貴「オビ、わっ…!?」






急に手を引かれオビの横に倒れた






貴「……びっくりしたぁ」




オ「一緒寝ましょうか!

俺ら寝てないから」




貴「……ん、横になると

眠く……なってきた……」









眠くなってき、目を閉じた時

オビが額にキスをした





オ「おやすみ、A嬢」









私はぐっすり寝てしまった









オビside



A嬢も寝たことだし俺も寝た









ミ「な、なんでゼンの部屋で

オビとAが寝てるんだ……?」




オ「!!」







声がしたので起きてみると

ミツヒデの旦那がいた






オ「なーんだ、ミツヒデさん

何してんですか夜這い?」




ミ「もう朝だ

何してるのか聞きたいのはこっちだ」





貴「んむぅ……」








俺をガッシリと抱きしめて寝ていた

A嬢が起きた








貴「ふわぁ…………

オビ、どうしたの……?あれ

ミツヒデもいるー……」






まだ眠いのかうとうとするA嬢







オ「ほら。A嬢、起きて!」








俺は眠そうなA嬢を起こした









貴方side



オビと一緒に寝て起こされた私




そんで今、ミツヒデとオビと一緒に

歩いていた






ミ「ん?」






すると前方から木々も来ていた





そして真ん中にゼンと白雪もいた









ゼ「…息の合った側近と

王女で何よりだ」

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作者名:かっちゃん | 作成日時:2020年1月10日 17時

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