治療薬の種 ページ27
貴「それをリリアスで見たの…!?」
キ「見た、学問街の奥の林に…俺と
友達しか知らない遊び場があるんだ
その中で……!」
リ「白雪さん、Aさん。続きもある
「その光は何処からか流れついた
植物の種…が作り出したもの」」
鈴「そうきちゃったか…」
貴「「毒となるものを薬に
その種こそ病の源泉にして治療薬」」
キ「───俺、行ってくるよ!
その話だと俺も、もうかかってんだろ!
動けなくなる前に行ってくる!」
動いたキリトを白雪が止めた
白「キリト君!」
キ「なんだよ、大丈夫だよ」
白「記述と照合して採取対象があれば
採取してちゃんと戻って
こなきゃいけない…」
貴「そーいうこと、オビ」
オ「はいはい、A嬢」
白「リュウ!私も行っていいでしょうか」
リ「え」
結局
私と白雪とオビとキリトで行く事に
ユ「だいぶ雪が積もってるから
付き添いの兵がいた方がいいと思うけど」
オ「その役は俺が」
鈴「オビ君だっけ、なんかこー
二番隊隊長って感じだもんね
光る水とやらに近づけば君達も…て
そんな事は承知か、報告含めて
こっちの事は任せといて。薬の事も
把握しておくよ」
白「はい」
そして今──────────
オ「お嬢さん、大丈夫かい?」
白「大丈夫」
光る水へと行っている私達
キ「早く!こっち」
私はキリトの横で歩いていた
貴「キリトは大丈夫?」
キ「平気、俺は友達を救う為に
行くだけだ」
そして上へ登っていくと洞窟があった
キ「あそこ、あの中が洞窟に
なってるんだ」
そしてオビがスコップで雪を掘って
開けた
オ「よし、雪どけたからこれで
入れるでしょ」
キ「すげえ深かったな
このままもっと奥まで続いてるんだ」
オ「奥って結構歩くのかい?」
キ「そうだけど」
貴「となると疲れるね…」
白「キリト君、きみの体調
気を付けてたいから手を
繋いでいたいんですが…」
キ「は!?そんなん嫌に
決まってるだろ!?」
貴「じゃあ私とは?」
キ「…嫌……じゃないから、
つ、繋いでやる………」
私が差し出した手を握りそっぽを向いた
貴「白雪、キリトは任せといて」
白「よろしく、A」
キ「こっち!」
キリトに手を引っ張られ奥へと進んだ
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作者名:かっちゃん | 作成日時:2020年1月10日 17時