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そして馬で行こうとしたが

白雪が乗れないのでイザナ兄様が

白雪を乗せることになった






白「ありがとうございます

話を聞いて下さって」




イ「俺達の役目だ。もっともあなたが

自分をゼンとAに近しい者だと

名乗っていれば学問街の門くらいは

開いたかもしれないがな」





白「……名代でもないのに

無理な話です」




イ「…へえ、何故そう思う」





白「私の知るゼン王子とA王女は

それが結果正しくても叱られても

王子や王女として自分が出来る事を

いつでも考えて、そばにいる人を

信用して動く人達です、ゼン王子達が

築いてきた第二王子、第一王女という

称号は誰がが使えたりするものでは

ありません。誰もそれを許さない


私が名乗るのはそんな王子と王女が

いる王城の薬剤師という事ひとつです」







その言葉に涙が出てきそうだった






イ「あなたの中ではとうにある

答えという事か」








イザナ兄様は馬を止めた

その拍子に白雪はイザナ兄様の後ろに

もたれかかるようになってすぐ離れた







イ「間も置かず、俺の問いに

答えたのは初めてだな、降りなさい」








そして







マ「リリアスの外壁全ての門を封鎖!?

関所もですか!?しかもすでに通達

されたとは…」






マキリ兄とハキ姉がいた





イ「状況は今この者とAが

話した通りだ」





マ「…幾つか申し上げたいが一つだけ

なぜ我々がいない場で決めて

しまわれたのです」




イ「無論、リリアスを取り仕切る総兵の

席にお前がいるから下した判断だが

異論があれば聞くマキリ」





マ「…ハキ!何を笑うか」




ハ「笑っていません兄様」







「治療士から連絡です!兵が1名倒れ

左足に波紋状のあざが見られると…」







その後、イザナ兄様が的確な指示を出し



私達は馬でまた動こうとしたその時




イザナ兄様が止まり門の奥を見ていた








門の奥からゼンとオビが馬で来た







ゼ「白雪!A!兄上!」





貴「ゼン!?オビ!?」





白「──────!!!」






イ「ゼン、来るなと伝えたはずだ」





ゼ「はい、申し訳ありません

……用が済んだらすぐに引き返します」







2人はそのまま私達から離れ

喋りだした






オ「お嬢さん、A嬢」



白「ゼンもこっちに来る予定だったの?」




オ「もうちょっと北までね、けど

リリアスの手前まで兄殿下から連絡が

来てさ、原因不明の病気の事」

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作者名:かっちゃん | 作成日時:2020年1月10日 17時

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