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イ「何がいいだろうな……リュウ
きみの助手という事にしようか」
リ「!?」フルフル…
リュウは首をふった
そりゃそうだよね、第一王女と王子が
自分の助手とか私も無理だわ
イ「嫌か、ではガラクの
助手を名乗ろう。名前は………
ミツヒデの名でも借りるか。今からは
ルーエンと呼ぶように」
白「……ル、ルーエン……さん?」
イ「よろしい、Aも名前を考えろ」
貴「え、…えーと
ウィリアでいいです」
イ「成程、考えたな」
前にも使ったけどウィスタリアから
抜きとって仮名はウィリアにしている
白「ル、ルーエンさんとウィリアさんは
リリアスの関所に来られて
いたんですか?」
イ「まあそんなところだ」
貴「私の事はウィリアでいいわ
敬語もいらない」
白「う、うん。分かった」
白雪はイザナ兄様をじっと見つめていた
イ「何か用か?
宮廷薬剤師助手のルーエンに」
白「!…………」
リ「白雪さん?」
白「────────いえ
クラリネスのイザナ王子にいずれ!」
イ「…へえ」
バシャ
窓ガラスに雪玉が飛んできた
白「うわっ、びっくりした雪玉?」
リ「あ」
外を見ると二人の男の子がいた
雪玉を投げた子はリュウと同じくらいの
身長で元気そうな男の子だ
もう1人の子は可愛らしい男の子だった
カンペで出てこいと書いていたので
外を出た
「姉ちゃん、誰?」
貴「あ、えーと…宮廷薬剤師の
助手のウィリアです」
「また宮廷薬剤師が……!」
ごめんね、少年君。キラキラした目で
見ても宮廷薬剤師じゃないんだ実際
少しの知識はあるけど白雪程じゃない
「おまえに見てほしいものが
あるん(((ドシャッ
可愛らしい男の子が転んだ
「!!!おい大丈夫かっ!?」
「ころんだ」
「びっくりさせんなよ、も〜〜
立てるか?」
白「怪我ない?」
「怪我はいいんだよ、転ぶくらい
男なんだからさ」
白「それは失礼しました…」
私は転けた子が様子が変な事に気がつく
一向に立とうとしない
白雪達もそれを不思議に思った
するとこう言った
「たて……ない……」
白「どこが痛い?待って今…」
男の子は倒れた
すると元気な少年がこう言った
「……っ、まただ……
なあ助けてくれよ」
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作者名:かっちゃん | 作成日時:2020年1月10日 17時