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ミ「私などのことよりもゼン様

A様のご自身のお怪我のことを

気になさって頂かねば」





貴「え。私は「あのな!!」!?」






ゼンが急に大声を出しミツヒデに言った







ゼ「どう見たってお前の方が

重症だろ!(色々と)」





ミ「しかし私には何がおかしいのか

分かりませんしゼン様、A様の方は

軽傷であってもそこをかばい大事に

繋がるかもしれません!早く治療を!」





ゼ「後ろに今のおまえが立ってたら

それこそ痛めた首で何回も

ふり返るはめになるわ!!」




白「ゼ、ゼン王子、ミツヒデさん…」





ミ「白雪、ゼン様とA様に

薬をもらえるかい」





白「は、はい」





ゼ「ミツヒデ!!!聞け!!!」







全く聞き耳を持たないミツヒデに


ゼンはこう言った






ゼ「────…わかった

じゃあ勝手にしろ」




貴「…私も同じく」





白「ゼ……!A王女……」






ゼ「薬室長も構わんでいいぞ!」





薬「殿下とA王女のご指示なら!」






オ「…だ、そうですよ」






オビは木々に話しかけ

木々は溜め息をつく









そして白雪に背中に湿布を貼ってもらい



服を着る瞬間にゼンが入ってきた







ゼ「!!!?!」




貴「!?ゼ、ゼン!!!

ノックぐらいして!!」




ゼ「す、すまん!///」






顔を真っ赤にして部屋を出ていったゼン






私は着終わったのでゼンに

中に入っていいよっと言った








ゼ「悪いな白雪、時間とらせて」





白「…うん、そこはいいんだけど

あ、薬広めに咄嗟に塗布するんで上

全部脱いでくれるかな」






ゼ「え?」(ぜんぶ?)







きょとんとするゼン







白「痛かったら手伝うよ」






ゼ「!!いや、いい!自分で!///」






と照れてゼンは上を脱いだ






白「じゃあ塗ります」





ゼ「ああ… (裸<患者……)」







白雪の赤面基準を学習するゼンであった









照れながら服を着るゼンに笑う私







貴「ゼンったら…おっとめ〜」





ゼ「う、うるさい!!///」





貴「かっわいい〜」





クスクスと笑う私にゼンは上半身裸で

私の目の前に立ち頭を叩いた






貴「痛っ!?何するの!」





ゼ「笑った罰だ」







と言い服を着ようとすると扉が開いた







オ「主ーって……何脱いでるんですか!

明るいうちから。お嬢さんという人が

いながらA嬢に手を出すとは…」





ゼ「んなわけあるか!!!


着るところだ!!!」

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作者名:かっちゃん | 作成日時:2020年1月10日 17時

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