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「今日は彩りめっちゃ良く出来て…!」

理子「難しいのに頑張ったわね!美味しそうに出来てたし、凄いわ!」

「えへへ、ありがとうございます!」


そんな会話をする2人を後ろに俺は灰色の制服を警戒しつつ歩く。


三橋「あ"!!!」

相良「あ"ぁ??んだよ三橋ぃ…」

三橋「てめぇ俺の妹にたかってんじゃねぇ!!!」

相良「はぁ?たかってねぇよ、作ってくれるってんで有難く貰ってるだけだわ」

おめぇの妹とは思えねぇ程いい子だわ、といやらしく笑う相良にブチ切れていたが後ろからどつかれよこにふっとぶ

「あ!相良さ〜ん!こんにちは!」

相良「よォAちゃん、今日は"お義兄さん"と一緒なんか」

「そうなんです…もう何も聞いちゃくれなくて…」

コイツ…!

三橋「おめぇにお義兄さんなんて言われる筋合いはなぁぁぁい!!!離れろ!!!近い!!!異性との距離は5m!コイツとは30m!!」


「とっお、誰だかもわからんわ。」

相良「ごめんなァ?三橋ぃ、生憎俺たちの間には入れる隙間ねぇんだわ、おら、A今日は送ってけるからよ、途中でサテンでも寄ろうぜ、奢ってやるよ。」

「え!やった、行きます!相良さんのは私が奢ります!」

相良「ふっ、意味ねぇよ。黙って奢られてろ」


そう言って2人は歩き始めてしまい取り残された俺達。


「あ!伊藤さん、理子先輩!さよーなら!!」

伊藤「お、おう!気をつけて…?」

理子「あは…は、さんちゃん大丈夫かしら…」


お兄ちゃんショックで声も出ません…


意気消沈してしまい2人の後ろ姿を眺めているとAが相良に笑いかけた瞬間2人の距離がゼロになる。

伊藤「うお、」


理子「あら!」


三橋「あ"…あ"……俺の、俺の妹が…」



(あの感じだとAちゃんは相良の性格をちゃんと分かってそうだよな…なぁ三橋…諦めなきゃ行けねぇのはお前じゃねぇの…)


(うるさいうるさい!!!)


______________________

昨日上げられなかったので長めの話になります申し訳ねぇ

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作者名:11 | 作成日時:2021年11月5日 10時

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