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「……………。」
新井「んーー!!んまい、これ。めっちゃうまい」
ホイップましましのパフェを頬張る新井を前に
私は心底不機嫌だった。
新井「あれ、アヅナ食べないの??」
「……ひとつ言っておこう、カレーとは数多のスパイスからなるものであり決して甘ったるいだけのものではない。カレーの奥深さ、カレーの真意というモノを知らないものにカレーをつくる権利などなっ…」
熱弁している私の口に
甘ったるい何かが入ってきた。
「新井………」
新井「アヅナ、落ち着いてよ、ほらほら」
周りの人達は皆こっちを見ている。
「……ごめん。」
新井「ううん、オレが連れてきちゃっただけだし、アヅナが辛党なの知ってたのにね。ごめん、」
眉毛を下がらせながら謝る新井を見て心が痛くなった。
そうだった、新井は甘党なのに私の作った辛いカレーを完食してお代わりまでしてくれてた。
私に寄り添ってくれていたんだ。
それなのに、私は
とっさに新井の食べているパフェを奪い取り
かきこんだ。
「うっ…。」
やっぱり甘いものは得意じゃない。
新井「ちょっ、アヅナ……それ、」
新井は赤い顔をしてそっぽを向いた
「なに、」
新井「あの、いや。」
「あぁ、食べる?」
スプーンを向けると渋々食べた。
気づかせてくれて、
「ありがとう、和輝。」
新井「、まぁ、いいけどさ?」
甘い世界で
甘い彼氏。
_____________________
新井「アヅナってさ甘いものって全部ダメなの?」
「いや、黒糖とか好きだが、……」
新井「だが?」
「和輝の隣を守るためなら何だって食べる。」
新井「、そ、そっか!じゃあオレも辛いもの好きになろ。」
新井「てか、天然物じゃん笑黒糖って」
「高校の時の沖縄の修学旅行でちょうど食べて、美味しかったから。」
天然物と
天然彼女
______________________________
ゆか様!いかがでしたか!?!?!←
期待に飛び乗ってますかね?
遅くなってすみません!
リクエストありがとうございました!!
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no_(プロフ) - リクエストで新井さんが井口さんのラジオで彼女のことを惚気るみたいなシチュお願いします! (2020年7月6日 12時) (レス) id: c80cd65ba9 (このIDを非表示/違反報告)
1106(プロフ) - mokosukeさん» わー!リクエストありがとうございます!満足していただけて私も満足です! (2020年4月21日 14時) (レス) id: a6c9e7856a (このIDを非表示/違反報告)
mokosuke - もう大大大満足です!!!鼻血出るかと思いました…あのーまたリクエストで井口さんに勉強を教えてもらう話とメンバーで(自分もメンバー)海に行く話が見たいです!!すいません2個もリクエストしちゃっていつでもいいのでぜひお願いします(土下座) (2020年4月21日 14時) (レス) id: d3efe34f73 (このIDを非表示/違反報告)
1106(プロフ) - 恵那さん» こちらこそリクエストありがとうございました!遅くなってしまって申し訳ないです。リクエストお待ちしております!!! (2020年4月9日 19時) (レス) id: a6c9e7856a (このIDを非表示/違反報告)
恵那(プロフ) - うわぁぁあ最高です!ありがとうございます^^*またリクエストさせていただきます (2020年4月9日 17時) (レス) id: 2e471e5c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:1106 | 作成日時:2020年3月6日 15時