貴女とランデブー(King Gnu)

デート:satoru ページ2

輝夜姫様

ちょっと違うのでちゃんと作ります笑
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私の彼氏はめちゃくちゃ有名な人だ。


そして


つくづく思う

私の彼氏は、


めちゃくちゃ甘い

今日は某有名遊園地デートなんだけど、


「迎え来るのー？」

井口「心配だから！！」


「えー、」

井口「なにー？やなのー？」

「……待ち合わせが楽しみだ、から。」


井口「……可愛い……。んー、まぁ、帰りは送ってくけど良いよ！」

「ありがと、笑」

井口「じゃあ、後でね。」

「うん、ちょっと遅れてきてもいいんだよ笑」

井口「アヅナが遅れてきなよ‪笑」

「考えとく笑」

井口「またね、大好きだよ。」

「うん、ありがと」

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平日でも人が多いここから理を探すのは結構キツイかなって思ったけど、



あの人混みは



井口「……え、あ。」


「……これ無理じゃね？」


バレてるじゃん笑


「……少し待とうかなァ……」


サイン迫られてるし、


あー、あの人理が好きそうな女の人だなぁ、


なんで私なんだろう。



テレビ見てても。


あぁ、

嫌になる、


こうやって考えてる自分に、


「理はいつも好きって言ってくれるけど、」


愛してるとは言ってくれない。



そんなもんか。


芸能人との恋なんて。



井口「っ……！！失礼、プライベートなんで。」



「さ、とる。」


井口「何泣いてんの、」


井口「あ！もっと早く来た方が良かった？いやー、だってアヅナが待ち合わせしたいって言ってたからー笑」


「ちがう、よ。笑」


「理が困ってるのに私は助けもしなかった、」


「そんな自分が嫌だった、から。」

「やっぱり理は私と一緒にいない方が良かった」


俯いて話してたら


井口「………。」



「理？」



人混みの中に君が消えていった。



「さとる？」


やだ、



いない？


「ｯ……！！！」

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