絶対生き抜いてやるもんね〜【名探偵コナン】

file45 押引問答 ページ47

とりあえずまぁ時間もある事だし〜？
メールでのやりとりは面倒くさいし〜？
早く帰りたいの我慢して打ち合わせてるわけだけど〜


「しかし、君はまだ若いというのにそれ程までの暗殺技術。いったいどこで身につけたんだ？」


そりゃあひと回り違うし、敬語つかわれても居心地悪いから外してくれって言いました私

しかしそんないきなりグイグイくる？肉食男子ってやつね、やァだ〜

おま、ここにジンがいてみろよ
ただでさえヤツに目の敵にされてんでしょ？こっちに始末の仕事回ってくるから、やめて！


「やけに気にしますね？」

「そりゃあここ数年、存在しか知ることのなかった凄腕の暗殺者がこんな可愛らしい高校生だなんて…気にもなるでしょう」


彼の本職知らず、発言だけ見たらちょっと変態ちっくだな


ジンもボスも知らない事だけれど
私のいちばん得意とする分野はハッキングだ。

情報はすべてオフライン、さすがの重警備だったが私にとってはその程度なんの障害にもならない

まぁ？こういう裏で生きる技術においては？天才なんで、えへへ


降谷零


彼の名前にたどり着くまで時間も労力もかからなかったよ〜、いい名前だね！名前さえも美しいね！

警察庁警備企画課ねぇ、はちゃめちゃエリートさんだよ〜？すごいよね〜


「素顔を見られたのは私の落ち度ですが、高校生というのはあまり広めないようにお願いしたいですね」


なんでジンにチクらないのかなんて簡単
別にバーボンについて調べろ、なんて言われてないもの。もちろん聞かれてもないかんね〜

私がジンにそこまで気をつかってやる必要はないもん！自分でやれ自分で！


「もちろん言わないとも。ただ代わりと言ってはなんだが先ほどの質問、答えてもらえないか？」


自分が守ってる国で私みたいなのが組織に生きてるっていうのが許せないのかな、めっちゃしつこ…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ食い下がるな

ほんとのところ
私自身は全然隠す必要ないし、隠してたつもりもないんだけどねぇ

あまりが私を囲ってただけでさ〜、ほんと嫌になっちゃう


「いいですよ。少し長くなりますけど」


貴方が知ったところでどうにもならないし
明日には上にノックだって事がバレて、私に消されちゃうかもしれないし


「構わない、時間はある。ゆっくり話してくれ」


なにそのセリフ。かっこいい

こぉ〜んな美人さんに頼まれたら断れないじゃん
ほんっとに綺麗な顔してっからね！？もうご尊顔拝めただけご利益ありそう


さぁてさてさて

どっから話そうかなぁ〜？



「では、私がアメリカ人だった頃の話から」

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