絶対生き抜いてやるもんね〜【名探偵コナン】

file 26 しーらないんだぁ ページ28

｢へぇー、あの服部平次ねぇ｣

｢えっ？田中知ってたのか？服部のこと｣

｢そりゃぁねぇ。有名な高校生探偵じゃん。西の服部、東の新一くんってね〜知らないの？えぇ〜知らないんだｧ〜｣


うぜぇな…みたいな顔もかわいい〜

突然事務所に押しかけられて鋭いとこ突かれて小五郎さんの依頼について来て仲良く事件解決したんでしょ〜？ま〜忙しい一日を過ごされたことで

その愚痴をお決まりのポアロで。ティータイムに男子小学生の相手する華のJK…ええやんか…中身は天才イケメン高校生だものな


｢事件のことは被害者の彼、外交官だったから新聞載ってたしそれはいいとして、なぁんか他に言いたいことあるみたいだね？｣

｢ああ…体が元にもどったんだよ｣


この時の私の嬉しさって言ったらねぇ
それも教えてくれるのぉ〜？？？って感涙しかけた。泣きそうだった。

風邪気味だった新一くんは襲来した服部くんにパイカルってお酒飲まされて、体が焼けるような熱に倒れたかと思いきや高校生に戻っていたと言う

知ってたけどね、えへえへ

組織の研究データベースに潜り込むのだって私にはおちゃのこさいさいさい
パイカルは酷似してんのよね〜、あの薬の作用を抑える成分に

まぁ抗体もつきやすいから、あんま摂取しない方がいいんだけど


｢白乾児か。聞いた感じ中国酒っぽいね
でも、戻ったって言っても見た感じ短時間だけだったんでしょ？あんまむやみに飲まない方がいいんじゃない？｣

｢おー。あの時は熱もあって朦朧としてたからなー。アホな事も考えたけど、俺もそう思って止めたぜ｣


嘘つき〜飲もうとして蘭ちゃんに止められたんじゃーんかっこつけか？お？
熱にうかされた3日間でちゃんと考えたのはホントのことでしょうがね、いやわかるけど。戻りたすぎて知能低下が著しい。


｢でもよかったじゃない。蘭ちゃんに会って、彼女を安心させてあげられたんでしょ？
服部くんってめっちゃ新一くんに執着してる天才探偵がいたとしても｣

｢もうちょっと言い方ってもんがあんだろ…会えたっても全然時間はなかったし、オメーの言った通り服部がいたからな。話もそんなにできなかった｣


なにより、泣かせちまったしな。って


｢へぇ〜泣かせたの？悪い男だぁ｣


酸っぱいなぁそうだよねぇ。蘭ちゃんずっと君の帰りを待ってるっていうのに、突然目の前に現れたんだもの感極まって？ポロッと？キュンキュンするやん

茶化せどなかなかきいたのか反応のない新一くん
まったくしょうがないなぁ


｢無事だって確信持てただけでも蘭ちゃん救われたと思うよ？｣


だから元気だしなって

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