辛辣な彼らの心の声が見れるようになったのだが、相当溺愛されていた件について【名探偵コナン】 (ページ18)

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「Aお姉さん！！！！さっきまでここにキッドいた！？！？」

(あいつ……Aさんに手ぇ出したら許さねえ…！！！！)

「いたね。でも軽く話す程度だったよ」

「手にキスされた！？Aさんの汚い手にキッドは自ら触ってキスした！？！？」

(俺でも流石に綺麗すぎて触ったことないAさんの手に………あいつはしたのか……！？！？)

「なんてこと言うのキミ…」

汚い手って何？？？綺麗すぎて触ったことない手ってなに？？？どちらにしろなんなのコナンくん。頭バグりそうだよ。言ってることと思ってる事の寒暖差で風邪ひきそう。

「コナンくん今はそういう事じゃなくてキッドの情報を…」

(キスされたのか？そしたら僕が上書きしなきゃな…)

「あ、そ、そうだった！お姉さん視力悪いからあんま期待してないけど、キッドの顔見れた？」

(どっちなんだよ！！！！キスされたのかよ！！！！なあ答えてくれAさん！！！！)

「コナンくんほんとに一言余計だねお姉さんキレそう」

(怒った顔も可愛すぎんだろ…あー…嫁にしてえ)

コナンくんの心の声見れなかったら多分ぶっ飛ばしてたと思う。まだ見えるだけマシだよね。なんかむず痒い気分です。

「A、このコナンくんという男の子は何者なんだ？」

(Aのことよくこんなに悪く言えるな…嫌ってるのかな。それともゼロみたいな重度のツンデレだったり…？)

「推理とレモンパイが大好きな男の子。…キッドキラーって言われてるぐらいキッドが大好きな男の子だよ」

「お姉さん聞こえてるからね。僕キッド好きじゃないからね」

(好きな人の家のベランダに入り込んだ奴のこと好きなわけねーだろ。なんならAさんに好意向けてる男は全員嫌いだぜ？)

「嘘つくなんて…コナンくんが可哀想ですよ」

(ヒロめ…なんでAと二人きりなんだ？というよりさっきAとこしょこしょばなししていたが…Aの吐息がヒロの耳にかかった…？それは許されないな。後で問い詰めよう)

逃げて諸伏くん！！！！こんなに心の声が長い人初めて見たよ！！！というか長すぎてちょっとほんとに怖いから逃げて諸伏くん！！！私も逃げたい！！！！

「あーもうはいはいすみませんでしたね！！！本題からズレてるから話戻そうよ！！！」

「そうだね。じゃあ質問なんだけど…キッドからのキスは……」

おい。