元同期、死刑宣告される。【警察学校組】

死へのカウントダウン5日目 ページ24

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「やっぱ諸伏さんセンスあるなーっ！」






「どうせ福袋で外れたやつだろ」






「余計なこと言わないで」






ようやく私の部屋に毛布がやって来ました。これで痛みを感じずに寝れるね。幸せハッピー。しかも凄くいい匂いする。ますますハッピー。





「ねーゴリラ警察、死刑延期しない？」





「もう無理だ。今頃遅いぞ」





ガチャりと牢屋が閉められたのを見ながら、去ろうとするゴリラ警察に話しかける。





「私たち最高な相性だとおもうの。どう？？なんか組まない？」





「なんかって…未定かよ。」





「未定でも組もうよ。極悪警官と善良な一般人！映画化できそう」




「言っておくが組む気はさらさら無い。あと間違ってる。いいか？俺が善良な警官でお前が極悪な犯罪者だからな」







辛辣なことを言いますねゴリラ警察め。同期たちはお前は良い奴だみたいな感じで接してくれたのに。貴様の心は真っ黒だ！






「…てかなんで私今まで毛布なかったの？」





「単純に嫌われてたんじゃないか？それか忘れてただけとか。」





「ものすごく悲しい」






でも諸伏さんの毛布貰えたんで気にしてません。なんなら嬉しい。初めて刑務所で使う毛布が諸伏さんとか最高。諸伏さん大好きマンみたいだね私。確かにすきだけど恋愛面では特に思ってません。









「…じゃ、悔いないように生きれよ」





「牢屋にいるやつに言う？それ。」











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