15の少女よ、何故ここにいる【狼ゲーム】 (ページ4)

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3話ページ4

やってしまったやってしまったやってしまった

私は頭の中でそう繰り返した

しょうがないじゃない。だって、お兄ちゃんの、罪を、償わなきゃ、お兄ちゃんにそうさせた人達の、皆、を復讐、すべきじゃない

あんな分かりやすいところで君達が話してた、じゃない

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｢姉さん、ユウヤに関与した奴らの復讐、どうする｣

通り際、そんな言葉が聞こえた

ユウヤと言うワード、復讐と言うワード

それにその話をしている人には見覚えがあった

直ぐに分かってしまった。お兄ちゃんが殺した親の子供だ

そして聞こえた復讐と言う言葉

ユウヤに関与した…そうか

確かに彼は、虐められていたり、薬物を使用したりと、大分荒れていた

虐めていた人や、薬物を投与した人、薬物を売った人

全員を集めるわけだ

それなら、私だって

お兄ちゃんをそうさせた人達に、復讐したい

殺す、とかそういうのじゃなくていいよ。

復讐とは言えないけど、謝罪してくれればそれでいい。許せるかは別だけど

それと、お兄ちゃんが殺した親の子供たちにも謝りたい。許してくれないのは分かってるけど

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道端であんな話しないで欲しかった。

私の存在に気がついてなかったの？

分からない

でも、でも！

｢えっと、君？｣

｢！｣

後ろから唐突に声を掛けられた。

｢もう皆座ってるよ？君も座りなよ｣

座ってる？周りを見たら、各々自身の席に着いていた。

｢あれ？♪でも一つだけ席が足りないね♪｣

あったら怖いけどね

心の中ではそう言うけど、さすがにこれを言うなんて出来ない

｢私、立っておきます。｣

私がそう言うと、ピンク髪の女性が私に言った

｢…そう？私と席変わる？｣

優しいな、とは一瞬思ったけど、ここに居るということは、あの事件に関与したんだな、と思うと、なんだか心が苦しくなった

｢いえ、大丈夫です、ありがとうございます｣

私が断ると、そう、と、静かな声で言った

そして、殆どの説明は聞くのを忘れてしまったが、何かカードを引くらしい

適当でいいや

私が引いたカードには羊のマークが書かれていた。

なんだろうこれ

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オリジナルフラグに感してなんですけど、バグでついてしまってました…

申し訳御座いません