※いのありの秘密７

まさかのおまえも？！２８３ 大変だ… ページ14

(病院)
ちぃちゃんサイド



知:「伊野尾ちゃーん！伊野尾ちゃ…いた！」←


伊:「…ｸﾞｽｯ…くっ…」←泣


あー、やっぱり泣いてる…

大貴があれだとな〜…泣いちゃうよね笑

大きなテレビがあって…ソファがあって…

窓からは駐車場が見える…何だろよくわかんない部屋で←

ソファに座って1人で泣いてる伊野尾ちゃん…

夜だからちょっと暗いな…笑


知:「ハンカチは？」


伊:「なっ……い…」


知:「これ使って！…バスタオルだけど笑」←


伊:「ﾌﾌｯ…ありがっ…と…」


急いで来たからハンカチもティッシュも家に置いてきちゃった…笑

涙流してるのを予想して涼介が使ったバスタオルを持ってきたの笑←

今の伊野尾ちゃんはそれでも有難いみたい笑←

ちょっと笑ったけどね


知:「…親になるって大変だね」


伊:「うん…」


知:「産んだ後も大変なんだね…」


伊:「...」


無言になっちゃった…

伊野尾ちゃんも自分を責めてるのかなぁ…


知:「でもさ、仕方ないんじゃない？」


伊:「…今回は完全に俺のミスだよ」


知:「ミス？」


伊:「大ちゃんの異変に気づけなかった…完全に俺が悪い…」


知:「伊野尾ちゃんも大貴も誰も悪くないよ…」


伊:「違うのっ…1番近くにいた俺が気づいてあげないといけなかったのっ…」


また泣き出しちゃった…

かなり責任感じてるみたい…


知:「僕だって…1番近くにいたのに涼介の事を支えること出来なかったよ…」


伊:「知念は頑張ってるよっ…！俺の方はダメダメで……」


大:『違うよ！！！！』


『大貴／大ちゃん？！』


びっくりした〜！！

シーンとしてる病院中に響いた大貴の声

まさか来るなんて思ってなかったよ…笑


知:「もぉー、びっくりしたでしょ！」


大:「びっくりした？」


知:「急に点滴台ひいたまま来ないでよ笑」


大:「だって病室うるさいんだもん…」


伊:「賑やかなのぉ？」


大:「賑やかのレベルじゃないっ！！」


どうやらお兄さん方が盛り上がってるようです…笑

ちょっと待って？

うるさくしたら涼介寝れないじゃん！！

そんなのダメー！！


知:「僕しばいてくるっ！！」←


伊:「しばくぅ？！」


大:「程々にね〜」


知:「あいつらめー！！！」←


伊:「行っちゃったね…笑」←


大:「うん…」


伊:「…痛くないのぉ？」


大:「これ？…痛くないよ」


伊:「刺すときは？」←


大:「思い出させないで…！」


伊:「ﾌﾌﾌｯごめんごめん笑」

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