夕暮れ道

春門の襲撃 ページ12

翔side

いきなり呼び出しがあったから何かあったと思ったらまさか春門が現れたなんて…
このタイミングで

銀梨「たくっなんでこのタイミングで現れんだよ！せっかく合コンがあったのによう！」

晴「俺の開いた合コンに銀梨先輩が勝手に参加することになっただけですよね？」

翔「まず喧嘩しないでください！銀梨さん」

あぁ〜この二人だと絶対喧嘩するからなぁー
でも大切な任務だからさすがに大きな揉め事はしないと思うけど…

銀梨「止まれ!」

晴「銀梨先輩、なんか前より門大きくなってませんか？!」

銀梨「…これは………………………なってるな」

翔「そっそうですね」

はるかに前より大きくなっている門を見て思った今まで敵が出てこなかったのはこの
準備をするため？

銀梨「…いくぞ」

門を開くと前と変わらず春の季節が広がっていた
前に春花が言っていたこと季節を見てくれない…どうすればいいんだ？

銀梨「牝絽が居ない？」

春花「前回で牝絽にきく薬を持っていたのに同じことをするわけないじゃないか？」

翔「春花！」

春花「…また貴方ですか？貴方が季節が好きかどうかなんて関係ないんですよ？私たちは人間の血がほしいだけ」

翔「血なんかとって何に使うんだ？」

春花「決まってるじゃないですか？人間を殺す薬を作るんです！人間は自然に対して害でしかありません。それについに見つけたんです人間を殺す薬を作るために必要なものを見つけたんです」

翔「必要なものってなんだよ？」

春花「ふふっ貴方の血ですよ？貴方のお姉さんの血もかなりよかった」

姉？確かに姉さんは季戻隊だったけれど…
はっすべて…思い出した

姉「翔ごめんね…生きれなくて血が足りないの
最後に聞いてくれる？」

翔「嫌だ！姉さんなんでなんで？死ぬなんて言わないでよ！」

姉「…ごめんね…どうかどうかお願い…翔…もし貴方が季戻隊に入って四季という兄弟に会ったら…きおつけて…貴方と私の血は似ている貴方の血も狙われると思うの…だから翔…精一杯生きて？…」

翔「姉さんーー」

はーはー

翔「そうか…姉さんを殺したのはお前たちだったんだな？」

銀梨「翔の姉さんって」

翔「季戻隊、段階四季、技夏
金谷崖光胡、口癖は「人のため、自分のために精一杯頑張って生きて助けることが私の仕事」

銀梨「光胡さんか…」

翔「俺はお前を許さない！」

〜9話終了〜

金谷崖光胡(かながいひう)
愛称、光胡さんなど
24歳
黒髪
翔の女バージョン

過去の季戻隊→←ゲーム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す