愛らしい子が恋をした【暗殺教室】 (ページ11)

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10時間目ページ11

A視点

名前)「殺せんせー……」
ｶﾙﾏ「これ借りてくね」
A「え？あっ！私のテスト！」

シュ！
ナイフが殺せんせー目掛けて投げられた

[にゅや！]

ｶﾙﾏ「良いの？顔向けできなかったら俺が殺しに来るのも見えないよ？」
[カルマ君！今先生落ち込んで]

パサ
カルマ君は自分と私のテスト用紙を殺せんせーに見せた

[ん？にゅ！？]

赤羽業

国語 98点
数学 100点
英語 98点
理科 99点
社会 99点

剣城 A

国語 100点
数学 98点
英語 99点
社会 100点
理科 98点

ｶﾙﾏ「俺たち問題変わっても関係ないし」
A「殺せんせーが私に合わせて範囲外の所を教えてくださったから解けた問題です。」

ｶﾙﾏ「でも俺E組出る気ないよ前のクラス戻るより暗殺の方が全然楽しいしAちゃんは？」
A「私だってE組に残ります！だって私だって暗殺続けたいですもん！それにあの理事長先生と戦う為にここまで来たんですから！」
ｶﾙﾏ「そうだったねで？そっちはどうすんの？全員50位以内に入んなかったって言い訳してここからしっぽ巻いて逃げちゃうの？」

A「カ…カルマ君……」
ｶﾙﾏ「それって結局さぁ殺されるのが怖かったっだけじゃなーいの？」

[╬]

皆が殺せんせーに怖かっただけなんだーって次々に言ってる…そろそろ殺せんせーも…

[にゅや！逃げる訳ではありません！]
ｶﾙﾏ「えー？じゃあどうすんの？」
[期末テストでアイツらに倍返しでリベンジです！]
E組「あははは」
[にゅや！笑う所じゃないでしょ！]

私もおかしくなって笑っていたふと隣を見るとカルマ君はまた舌を出していた…相変わらずの悪魔的頭脳の持ち主で

その帰り

A「カルマ君！」
ｶﾙﾏ「何？Aちゃん」
A「今日は凄かったねカルマ君」
ｶﾙﾏ「そう？」
A「うん！」
ｶﾙﾏ「ふーん…」
A「ありゃ？興味なさげ？」
ｶﾙﾏ「思ったんだけどさAちゃんって…」
A「？」
ｶﾙﾏ「人のこと馬鹿にできないタイプ？」
A「うんそうだよ」ｽﾞﾊﾞ!

ｶﾙﾏ(なんでそんなズバッと言えるのかねぇ…)

ｶﾙﾏ「…何で？」
A「何で…やっぱり同じ人間でも得意不得意とか過ごしてきた時間の使い方とか体力容量それら全てが違うでしょ？」

ｶﾙﾏ「うん」
A「私が頑張ってやってる事を例えばカルマ君が簡単に出来たとするカルマ君が頑張ってやってる事を私が簡単に出来たりする……あっ！例えば！例えばだよ！決してカルマ君が……」