探偵達の日常 (ページ24)

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クララ姫,怖いな　怪盗キッドサイドページ24

今,俺はハンググライダーで眠っているクララ姫と空を飛んでいる。しかし,そろそろ目覚めてしまう。

数分後...
ク「おはよう。何故,私たちは空を飛んでいるの？」
俺「それは,俺があなたをさらったためですよ。」
ク「私は明日,大事な用があるの,だから降ろして頂戴。」
俺「分かりました。あの建物に電話があるのでそこで断ってください。」
ク「分かったわ。でも,その前に,弟たちはどこにいるの？」
俺「化粧室で眠っております。」
ク「どうして,リヒトに変装したの？」
俺「僕と同年代だからです。」
ク「面白いわ。」
俺「もしよろしかったら,ネット上で会話しませんか？」
ク「私にはどのようなメリットがあるの？」
俺「俺の正体に近づくことが出来るということです。」
ク「いいわよ。では,あなたにはどのようなメリットがあるの？」
俺「世間に自慢できることですね。」
ク「はい,電話番号とその他諸々よ。」
俺「これが俺のです。」
ク「有難う。でもその前に,一回あなたに蹴りを入れちゃダメかしら？」
女性の蹴りだから軽い軽い。
俺「どうぞ。」

ゴフ
結構,おなかに来たな。
クララ姫,怖いな...