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貴「ちょ、ねえさかたん！！！」
あ「...」
教室を出て廊下をずんずん進んでいくさかたんの名前をどれだけ呼んでも反応がない。
掴まれている手首も少し痛いし、どれだけ声を出しても彼の耳に入らない事にだんだん訳もない涙が溢れてきて、ついに一筋頬を伝った。
貴「さかたん...怖いよさかたん」
あ「え、あっ、」
震えながら絞り出した声は漸く耳に入り、我に返った用にパッと手首を離された。
あ「ご、ごめん！俺...」
貴「痛かった」
あ「ごめん」
貴「なんで怒ってるの、私といる時だけ機嫌悪いの」
あ「そ、それは」
さかたんのせいで遮られて聞けなかった悩みの答えは一体何なの...
貴「私よりもほかの子のほうがいいの？」
あ「違う！そうじゃない！」
貴「じゃあなんで」
あ「それは...ｱﾞー！言っても引かないでよ！ただヤキモチ妬いてるだけなの！Aの笑顔は俺だけに向けて欲しいし、Aの涙は俺だけが知ってたいの！照れた顔も怒った顔も困った顔も全部！でもセンラとかと笑っとるの見ると醜い気持ちが湧いてくんねん」
でもそんなん俺のわがままやでごめんな。
泣きそうな顔になりながらそう言われた。
なんだ、
貴「よかった、私だけじゃなかったんだ」
あ「何が？」
貴「私だってさかたんが、ほかの女の子と話してるの見るとちょ、ちょっと嫌だなって思うし、嫉妬、しちゃうから...だから！」
そんな謝らないで、と言いながらさかたんの頭をポンポンと、少しだけ背伸びをして撫でた。
あ「え、Aも嫉妬とかするん？」
貴「普通にするよ！さっきだって驚かれたけどさ！」
あ「だってしなさそうやん」
貴「するわ！誰でもするでしょ！それに、いつもさかたんのこと考えてるし、だからさかたんの前でしかできない表情はたくさんあるから！」
確実に赤くなってしまったであろう顔を隠したくて、とりあえずさかたんの胸へダイブ。
これも恥ずかしいけど。
あ「なんか、やっぱり俺らって似たもの同士やな」
貴「その方が上手くいくでしょ」
あ「まあな。...今日はごめんね」
貴「ううん、私もごめん」
あ「Aはなんも悪くないから謝らんでいいの！」
貴「謝りたい気分なの！！！」
_________
セ「おー、解決したか」
貴「なんとか無事」
志「いやー、Aちゃんがしっ」
貴「腹パン」
志「」
う「今のは志麻が悪い」
あ「てかAは俺のだからな！イチャイチャすんな！！！」
-end-
大丈夫かな？
お知らせというか、宣伝ですorz→←愛ゆえに＿＿【あほの坂田】-心晴様ﾘｸｴｽﾄ-
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みや(プロフ) - 心晴さん» いえいえですよ！！はい、頑張ります！ (2018年7月25日 21時) (
レス) id: 2fcf790a9a (このIDを非表示/違反報告)
心晴 - みやさん>>ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2018年7月20日 20時) (レス) id: 59ecf85c06 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 心晴さん» リクエストありがとうございます！独占欲が強く書けているか自信は全くないですが、少しでもご希望に添えていたら幸いです(^^) ありがとうございます、頑張ります！ (2018年7月16日 21時) (レス) id: 2fcf790a9a (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - スイ(さぶ)さん» 続編も見てくださってありがとうございます！ 短編なのに続きを書いていいものなのかと不安のまま投稿したので、そう言って頂けて本当に嬉しいです！ (2018年7月16日 18時) (レス) id: 2fcf790a9a (このIDを非表示/違反報告)
心晴 - さかたんの独占力が強いやつを書いてください！これからも頑張ってください！ (2018年7月16日 17時) (レス) id: 59ecf85c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや | 作者ホームページ：https://twitter.com/miyadao_orz?s=06
作成日時：2018年7月14日 8時
