【歌い手】A day with___ 3 【短編集】

愛ゆえに＿＿【あほの坂田】-心晴様ﾘｸｴｽﾄ- ページ9

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放課後の教室、私とうらたん、まーしー、さかたん、センラは残っていた。

私はセンラに相談事があって、昨日LINEで今日の放課後にでも話そうという事になっていた。
それに巻き込まれたのはうらたんとまーしー。
さかたんは私を待ってくれている。

先に帰ってていいよ、と言ったけれど、ごねた挙句教室に残ってる！と言いはって現在に至る。

そもそも、相談事のメインは完全にさかたん関係で、本人がいるところでは話しにくいわけなのだが、そこはうらたんとまーしーが上手くやってくれるということで収まった。
全く収まってないと思うけれど。



セ「で？何なん相談て」



どうせさかたんやろ？と言ってくるあたり、さすがセンラである。



貴「正解。なんか最近、機嫌悪い？みたいで、私なんかしたかなって」
セ「あー、確かに不機嫌やんなー。別にAちゃんがどうだって言ってなかっけどな」
貴「そっかー、でもほかの子と居る時は普通だからやっぱり何かしちゃったと思うんだよね」
セ「何嫉妬？」
貴「...少し」
セ「あーかわい、Aちゃんも嫉妬とかす」
貴「殴るよ」
セ「ごめんごめん」



笑いながら謝ってきたこいつは確実に謝る気がないだろう腹立つ。

でもなんでやろなー、と首を捻る私達のところに何の話しとるんと乱入してきたのはまーしー。



セ「Aちゃんがしっ@%#**@3%」
志「痛そ」
貴「センラが悪い」



華麗に脇腹パンチを決めたところで話を戻して、なんでさかたんの機嫌が悪いと思う？と話しを振ってみた。



志「あー、あれちゃう？Aちゃんと同じでしっ」



私と同じ？と思いながら聞いていると突然手首を引っ張られた。



貴「ちょさかたん？」



声をかけるも俯いたまま、私の手首は離すことなく、教室から連れ去られた。



志「あー、完全やな」
う「嫉妬だな」
セ「間違いないですね」

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