願わくばあなたと……3 (ページ5)

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31-1　生徒会ページ5

ｲﾙ「A……ちょっといい？」

　入間君に手を引かれ連れていかれた場所は

　『生徒会室……』

ｲﾙ「ごめん、A」

　『え……』

ｱﾒ「来たな……入間には言ったがもう一度説明する
　魔具研究師団は活動条件を満たしてないため正式に活動休止とする」

　『……はあ』

ｱﾒ「再開させるには研修を受け生徒会の認可が必要だ」

　『そうですか……』

ｱﾒ「他の2人は違う師団に配属した
　入間とAは生徒会で研修を受けてもらう」

　『！？』

ｲﾙ「本当にごめん」

　『待ってください！僕は師団には入ってなくて……』

ｱﾒ「A、貴様には余罪が沢山ある
　よって入間と同じく性根を叩き直す」

　『なんで最近こんな事ばっかり……』

ｱﾒ「ようこそ！生徒会へ」

ーーーーーー

ｱﾒ「起床ーー！！寝具をたため！制服に着替えろ！」

ｲﾙ「！！？え！ええっ」

ｱﾒ「制服に着替えろ」

ｲﾙ「！！！」
ｲﾙ「そうだった！！(僕は今日から生徒会の一員になったんだ)」

ｱﾒ「貴様らは何者だ！！」

　「「「「バビルスの生徒会であります」」」」

ｱﾒ「Aはどこだ！？」

　『……』ｽｰ

ｱﾒ「……起きんか！」

　『……朝は本当に』

ｱﾒ「甘えだ！！着替えろ！！」

　Aは元々朝が弱い
　人間界では生きるか死ぬかの瀬戸際で生きていた為出てこなかった
　しかし魔界での不自由ない暮らしをしているうちにそれが表に出てきてしまったのである

　『無理……』ﾊﾟﾀｯ

　入間君に抱えられ生徒会のみんなの元に……

ｱﾒ「酷いな……」

ｲﾙ「毎日これなんですよ」

＜会議＞

　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

ｼﾞｮ「新入り！コピーとってこい！」

ｲﾙ「イエッサー！」

　『……』ﾉﾛﾉﾛ

ｽﾓ「新入りくん、それこっちに！」

ｲﾙ「イエッサー！」

ｱﾒ「ジョニー！」

ｼﾞｮ「イエッサー！
　A！お前はこの書類を破棄しろ！」

　『……』ﾉﾛﾉﾛ

　ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ……ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

　『……』ﾎﾞｰ

ｱﾒ「Aはダメだな……
　もたもたするな！終わらないぞ！！」

ｲﾙ「これ朝だけで全部？」

ｼﾞｮ「返事はイエッサー！」

ｲﾙ「イエッサー！」