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「入間君いるー?」
イル「用務員のおっちゃん……?」
どうやら許可書を持ってきてくれたらしい
リー「プラス1!」
ジャ「嬉しいけどねー」
「なんじゃ足りんのか
おーい、やっぱりもっといるってよー」
ザワザワ
職員室にはたくさんの職員が入ってきた
そしてついに全部揃った
イル「カルエゴ卿
書類が揃ったら……サインしてくれるだろ?」
カル「〜〜〜〜っ問題児クラス!''王の教室''へ移動決定!!!」
やったー!!!
A、取ったぞ!!
カルエゴside
ダリ「やられましたね」
カル「全くいつも思うようにならん……問題児どもめ」
ダリ「A君がこっそり助言したんですかね?」
カル「いや、してませんよ」
ダリ「そうなんですか?」
カル「ええ」
***
サリ「カッルエッゴくーん!ちょっと話が……」
カル「何ですか?」
サリ「Aちゃんなんだけど……ちょっと学校お休みするから」
カル「理由を聞いても?」
サリ「あの子心臓の病気なんだよ〜、今入院中」
カル「な!?大丈夫何ですか?」
サリ「大丈夫大丈夫……でも内密にしてね」
カル「…………はい」
***
心臓の病気……大丈夫なのだろうか
――――
『……クシュン』
竜「風邪か?」
『いや、なんか嫌な予感がする』
竜「?」
『気のせいだと良いけど……』
竜「それより身体は大丈夫か?」
『うん、実は魔界に来てから凄い体調がいいんだよ
あっちではずっと薬飲んでたのに……』
竜「(それはきっとあのオペラという奴が食事に薬を混ぜているだけだと思うが……)」
――――
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作者名:琥珀 | 作成日時:2023年6月18日 11時