願わくばあなたと……3 (ページ12)

今日:3 hit、昨日:8 hit、合計:4,808 hit

33-3 ページ12

飴……チョコ……スナック……！お饅頭だ！！

ｶﾙ「……ﾊｧ、真面目に決めんか」

　…………ん？これは……

　ｶﾞｻﾞｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ

　『……手出して下さい』

ｶﾙ「？」

　ｸﾞｲｯ

　僕はナベリウス先生の手を受け皿のような形にした

　ﾎﾟｲｯ……ﾎﾟｲｯ……ﾎﾟｲｯ

　これで全部かな？よし！完了！

　『じゃあ僕は帰ってお菓子食べるので失礼します』

　僕はその後入間君と帰路に着いた

カルエゴside

ﾀﾞﾘ「好かれてますね〜」

ｶﾙ「どこがですか？」

ﾀﾞﾘ「だって''あげない''って言ってたのにカルエゴ先生にはあげてるじゃないですか」

　確かに一見するとそうだが……

ｶﾙ「よく見てください、苦いのと辛いのばかりです」

ﾀﾞﾘ「あ、本当だ
　苦手なんですかね……」

ｶﾙ「たぶんそうだと思います」

ﾀﾞﾘ「ってことはカルエゴ先生に押し付けたんですね」ｱｯﾊﾊｯ

ｶﾙ「…………」ｲﾗｧ

ﾀﾞﾘ「でも1つだけ違うのありますよ」

ｶﾙ「……大方間違えたんでしょ」

ﾀﾞﾘ「そうですかね、これ甘さ控えめのお菓子ですけどね」

ｶﾙ「ならそれも嫌いだったn……」

　この菓子は何回か食べていたのを見たことあるな……

ﾀﾞﾘ「カルエゴ先生が甘いもの苦手だって知ってるんですかね？」

ｶﾙ「(言った覚えは無いが、確かにあいつがくれるお菓子は全て甘くないな……)」

ﾀﾞﾘ「……A君はアザゼルさんとカルエゴ先生が好きなんですね〜」

ｶﾙ「たかがお菓子で……」

　大袈裟すぎる

ﾀﾞﾘ「でも懐いているのは事実じゃないですか」

　懐いているのか……？あれで？
　……ﾊｧ……あいつの事はよく分からんな

ﾀﾞﾘ「要らないなら下さいよ」

ｶﾙ「……1つだけなら」

ﾀﾞﾘ「そんなにあるのに……ケチですね」

ｶﾙ「私が貰ったものなので……」

ﾀﾞﾘ「(カルエゴ先生も何だかんだ言ってA君が大好きだよな〜)」

ｶﾙ「何か？」

ﾀﾞﾘ「いえ、何でもないです」