鬼殺隊の貴方を好きになる[竈門炭治郎] (ページ26)

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二十ニ話ページ26

朝ごはんも食べ終えて、私は部屋でスマホを見ていた
電波無いからネットとか見れないけども、電源は入る

(画像見れるし、音楽も聴けるからまぁいいかっ！)

そして、リュックに入ってるのを確認する

(充電器、メイクポーチ、お菓子、筆記用具、財布、メモ帳…なんだかんだ入れてんな私…)

後は…と濡れた制服を見る

(まずはこれ洗わないとね、これしか着るの無いし…ずっと浴衣のままでいるのもなんだか落ちつかないもんね)

と思ってると部屋の外から

「灯里さん、ちょっと良いですか？」

と竈門くんの声がしたので、はい、どうぞって言うと竈門くんが部屋に入ってきた

「どうしたの？竈門くん」

「実は、任務が来て俺達今から那田蜘蛛山って所に行くことになったんです」

私と向かい合って座る竈門くんが言い出した
きっと鬼殺隊の事何だと瞬時に判断した

「那田蜘蛛山？」

「はい、鬼が出るらしく至急行くように鴉に言われて」

「鴉？」

「はい、鎹鴉って言っていわゆる伝言を伝える役目をしている鴉になります」

「鎹鴉…」
(そっか、この時代はスマホとか当然無いもんね)

「俺と善逸、伊之助、禰豆子は那田蜘蛛山へと行きますが、鬼を倒したら灯里さんを迎えに必ず来ますから待っててくれますか？」

竈門くんが真剣な目で私に言ってきたので、私は、

「勿論！私が行ったとしても私何にも出来るわけでは無いし、ここに居れば安全ですよね、ここで竈門くん達が帰ってくるの待ってるよ」

と言うと竈門くんはとても優しい笑みをして、ありがとうございますと言ってくれた