怠惰に沈む【楽園への到達法】

魔法について ページ32

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【魔法】
《悪魔を祓え(Esorcizza il diavolo)》

［発動可能条件］
対象がイーラを中心とした半径15メートル以内に存在する時。

［効果］
対象にかかっている状態異常や呪いを解除する。状態異常の効果が強ければ強い程、解除に必要な魔力が増える。

本来は呪い系にのみ有効だったが、訓練を積んだ結果状態異常にも有効になった。しかし、強過ぎる状態異常には効果が薄くなる。

発動の際、イーラから紅色の燐光が現れ、効果範囲内に漂う。

［デメリット］
発動後、治した人数に比例して体力を消耗する。
６人以上同時に治すと、その場から動くのも厳しい程の消耗になる。



《使徒に祝福を(Benedici gli apostoli)》

［発動可能条件］
対象に触れる事。又は対象に触れられる事。肌に直接でなくとも、布越しでも有効。

［効果］
対象に一定量のダメージを肩代わりする防護障壁を展開する。耐久ダメージ量は同時展開する数が増える程低下する。

同時展開数が３以下だと【災厄】による魔法攻撃を８回程耐え凌げる。４以上になると５回程、８以上になると２回程、11人以上になると一撃で破壊される。

発動の際、イーラから青磁色の燐光が広がり、対象に集って魔法陣の様な形をした障壁を成す。

［デメリット］
同時展開数を増やすと耐久ダメージ量が減少する。
一度展開すると、同じ対象には24時間使用不可能。
展開数に応じて聴覚と触覚に障害が発生し、11を超えるとほぼ無感覚になる。

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