第10話 説明 ページ10
。
早速来てしまった。この話題
さてさて…どこから話せばいいのか
いや、どう話せば伝わるのか
うーんと腕を組む
恐らく探っているというのが正しい
それもそうだろうけどね…
"得体の知れない怪しい女"を船に乗せている
知る権利はもちろんの事ある
「あー…着物って分かります?イゾウさんの服みたいな…」
「分かるぞ?」
「私がいた世界の国の人は皆その着物を着て過ごしてます」
すると周りからはおぉ…などの声
そして次々に他は?という声
特にサッチとエースは興味津々といわんばかりに目を輝かせながら聞いていた
何回も思うけど、小学生か
「それと、宇宙船が空に飛んで…」
まで言いかけた時だった
突然エースからちょっと待てと静止される
「宇宙船って？」
「え?宇宙船だよ。宇宙と空飛ぶ…」
そこでふと止まる
冷静に考え直せば、私の常識はきっとここでは通用しない
というかエース達や私の常識は違うものだ
「何ていうか…私の世界では宇宙に行ったりすることも出来るの。宇宙用に乗る宇宙船で…
簡単に言うと、近未来的な…」
自分で言うのも何だけど私のいる世界説明しずらいなぁ…
天人とか言っても多分向こうには通用しないだろうし…
「兎に角、色々と技術が進んでる世界と思ってくれればいいよ」
何とか簡潔におさめた。…多分
これなら大体伝わるだろうし
周りの船員たちはなるほど…と何とか理解出来たようだ
「雛麗ちゃんがいた所はすげえなぁ〜」
「まあね」
サッチは関心した様にうんうんと頷いている
多分この世界には宇宙船とかはないだろうし
珍しく思うのも当たり前だよね…
現に私の知ってる海賊もここの世界では全然違ったし
物語に出てくるような海賊船…
銀ちゃんとか神楽とか新八君が見たら喜びそうだなぁ…
なんて思いつつ、もう一杯お酒を口に含む
本当に美味しいなぁ…たまには日本酒以外もいいかもね
飲み終わりふぅと息をつく
「飲み比べるかい?」
いつの間にかワインの入ったグラス2つを手に、私の前に座るイゾウさん
「言っときますけど、私飲み比べで負けたことないですよ」
二ィッと笑って見せれば、イゾウさんはクスッと笑い返しグラスを私に渡す
カン、と乾杯の音と共に飲み比べの勝負が始まった
周りでは応援の声などが飛び交う
グッとお互い一気飲みでスタートし、グラスにお酒を注いでいく
ペロリと舌で口元についたワインを舐めとる
――勝負はこれからだ！
その様子を、1人の男が遠目で伺っていた
。
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さなら(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます!!とても嬉しいでお言葉です……! (2022年8月25日 6時) (
レス) @page45 id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - とても面白くてハマりました！続きが気になります！ (2022年2月28日 23時) (レス) @page40 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - みぃさん» わーーありがとうございます!!(;_;)その言葉がとても励みになります!コメントありがとうございました!! (2019年9月21日 13時) (レス) id: 9060a73daa (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - この作品とても大好きです！更新頑張ってください。応援してます。 (2019年6月10日 22時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - ラナさん» わーありがとうございます！；；はい！これからどんどん面白い展開にしていきたいと思います!!頑張ります!!(*´`) (2019年6月2日 4時) (レス) id: 9060a73daa (このIDを非表示/違反報告)
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