第24話 戦闘開始 ページ24
。
そのまさかは的中した。
見張り台から丁度景色を見ていれば、現われたのは2隻の船
しかも、昨日この船を襲撃してきた者達だ。
「なるほどね…仕返しに来たのか」
昨日はエースやマルコ達に派手にやられてたけど、あいつ等懲りてなかったんだ…
敵の船の甲板を見れば、リーダーと思しき男が指令を出していた。
そして勿論こちらの船の甲板も慌ただしくなっていた。
お互いの船が戦闘態勢に入り、各自持ち場へと着いている。
私はと言うと……また傍観でもしようかと思ったが、そうはしなかった。
「タイミングいいなぁ…」
まるでタイミングを見計らったかのように、灰色の曇天からは雫が1滴落ちた。
そしてまた1滴、2滴と降り出す。
まるで私の心を感じ取ったかのように…
「…傘はいらないな…」
番傘を閉じ、再び視線を下へと移す
両者、相見えるといったところか
「…行きますか」
とんっと見張り台を蹴り、そのまま下へと落下した。
前みたいに落ちることなく上手く着地した。
周りからの視線が一気に私へと向けられたけど
マルコやエース、サッチ達も驚いた様子で私をみている。
「雛麗…」
「雛麗ちゃん…」
「…どいて」
行く手を阻むかのように、マルコが立ちはだかっていた。
「…何のつもりだよい」
「…怪我するよ」
立ちはだかるマルコを通り過ぎて、そのまま相手側の船へと乗り込む。
周りには殺気立った沢山の武器を持つ男達。
こんな集団に出くわすのはいつぶりだろうか。
軽く見渡せば、船の船長と思しき男が立ち、こちらを睨んでいる。
「ふぅん…」
久々の戦闘にほんの少しだけ口角が上がる。
…楽しみだ
集団の中の1人が刀を振り下ろしてきた…その前に。
男の頭を掴み、そのまま床へと叩きつけた。
男の頭が床に刺さり、そのまま気絶したようだ。
「手合わせ願おうか、海賊さん!｣
私なりのニッカリ笑顔で、戦いを挑んだ。
さてさて、どれぐらい楽しめるかな…?
。
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さなら(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます!!とても嬉しいでお言葉です……! (2022年8月25日 6時) (
レス) @page45 id: 2837963d9b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - とても面白くてハマりました！続きが気になります！ (2022年2月28日 23時) (レス) @page40 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - みぃさん» わーーありがとうございます!!(;_;)その言葉がとても励みになります!コメントありがとうございました!! (2019年9月21日 13時) (レス) id: 9060a73daa (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - この作品とても大好きです！更新頑張ってください。応援してます。 (2019年6月10日 22時) (レス) id: d77d134be6 (このIDを非表示/違反報告)
さなら(プロフ) - ラナさん» わーありがとうございます！；；はい！これからどんどん面白い展開にしていきたいと思います!!頑張ります!!(*´`) (2019年6月2日 4時) (レス) id: 9060a73daa (このIDを非表示/違反報告)
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