番人さん！あと１ヶ月しかないよ！？ (ページ21)

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7話後半「残り22日」ページ21

貴「へぇ...変なのw」
番「なんだと？」
貴「私そういうのわかんないの」

貴「大切な物も大切な人も守るものもないし...」
番「...。」

貴「だから、わかんない！」
〜何故か涙が出そうだから、笑ってみせた〜

番「...罪人に笑顔は似合わないな」
貴「え？」
〜すると番人さんは私の頬を思いっきりつねった〜

貴「痛っ！！」
番「普通に泣いとけ、お前は女なんだから」
〜酷いことをされたが、言い方は優しかった〜

〜多分、無理して笑うな泣きたいなら泣けって意味かも〜
〜何故なら番人さんは上手く励ませないから〜

番「ていうか、2つ質問と言ったのに6つも質問もして...物好きだな」
貴「あ、マジ？wごめんw」

番「まぁいい、さてそろそろ戻るぞ」
〜と言うと何者かがこっちに来る音がした〜

ｺﾝｺﾝｺﾝ!!
ｶﾞﾁｬ!

海「隊長！大変っす！」
番「なんだ騒がしい」
〜荒々しく拷問室のドアを開けたのは〜
〜走ったのか息を荒くした海夜さんだった〜

海「傲慢の国がこっちへ攻めてきてるっす！」
番「なんだと？」

ｺﾝｺﾝ

〜またノックをしたのはカラットさんだ〜

カ「失礼します、主、緊急事態です」
番「話は海夜に聞いた、今から行く」

番「傲慢の兵達は今どこにいる？」
カ「はい、憤怒の国の門をくぐり抜け、」
カ「現在無関係の者達を連れ去ったり、怪我を負ったりさせてる模様です」

〜何か何だかわからないがヤバそうだ〜

カ「主、命令を」
海「隊長、指示を！」

番「カラット、ホックとネイに皆を安全な場所へ連れていけと伝えてくれ」
番「伝えたらフックと一緒に無関係の者達を連れ去ろうとしている」
番「傲慢の兵達を止めろ、いいな？」

カ「承知しました」

番「海夜は憤怒の兵達を今すぐ出せ」
番「出来れば攻撃をするな、最悪の場合気絶程度で攻撃しろ」
番「わかったら今すぐ用意をしてくれ」

海「了解っす！」

〜と、カラットさんと海夜さんは大急ぎで拷問室を後にした〜

貴「何が起きてるの？」
番「戦争寸前と言った方がいいな。」
貴「え...！？」

〜番人さんは何処かイラつき、苦しそうな顔をした〜

残り22日