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Side：BLACK
持ち合わせた体力と点滴のおかげか、慎太郎は翌日に退院することができた。
そして今は事務所で、俺たち5人に囲まれて肩を落としている。
Blue『ねえ慎太郎、なんで黙ってたの。そのまま仕事してたら悪化することくらい分かるでしょ』
「樹、もうやめな」
Blue『だってこいつ、すぐ無理するんだもん』
Pink『今回は間に合ううちに見つかったから良かったけど、死んでたらどうするつもりだったの』
Yellow『大我言い過ぎ。縁起でもないだろ』
Pink『だって、言ってくれれば撮影だって予定変えられたのに』
病室ではあんなに優しい目を向けていた京本が、珍しく慎太郎に怒っている。
みんな、慎太郎が心配で必死に走り回ったのだ。問い詰めたくなる気持ちもわかる。
Green『…ごめん。ほんとに』
「ほら、せっかく体調良くなったのに。元気なくしてるじゃん」
みんなを巻き込んだ罪悪感からか、慎太郎は大人しく身体を小さくしている。
「慎太郎、大丈夫だから」
ぽんっと肩を叩けば、涙目の慎太郎が顔を上げる。
Red『しんたろっ、もう泣かないでよ〜』
Pink『ごめん、心配しただけだから。慎太郎悪くないよ』
Blue『お前、もうちょっと俺らを頼れよ』
昨日泣きじゃくっていたはずなのに、申し訳なさと今までの疲れがどっときて、涙が止まらないらしい。
Green『んっ、ごめぇんなさぁぃ、、っ、』
「慎太郎、笑って。誰も怒ってないから」
Green『ちぃがぅの。ほくととぉ、じぇしぃ。俺のことぉ、支えてくれたのに、ありがとぅ、言えなかったからぁ、』
なんだ、そんなことで泣いてたのか。俺らの末っ子は、どんな時でも気遣いを忘れないらしい。
Red『AHAHA、慎太郎気にすんなよ！』
「そうだよ、大丈夫だから」
安心させるように、慎太郎にそっとハグをする。慎太郎の体温はあったかくて、心地よかった。
元気印には、いつまでも太陽みたいに笑っていてほしい。
太陽も、毎日沈んでは昇っている。慎太郎が辛いときには、俺らが支えたい。
これからも、慎太郎はSixTONESの太陽だ。
𝓕𝓲𝓷．
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sih(プロフ) - そらさん» リクエストありがとうございます！！順番に答えさせていただくので少々お待ちください🙇♂️具体的でありがたいです🫶💕 (2023年2月11日 8時) (
レス) id: 5ae6298616 (このIDを非表示/違反報告)
そら - sihさんのお話毎日の楽しみにさせていただいています。🐻がノロウィルスにかかって、吐き気や腹痛に苦しむお話が読みたいです。冷や汗をタオルで拭われていたり、お腹抱えている 🐻がみたいです。もしよろしければお願いします。 (2023年2月10日 20時) (レス) id: 50eefa7b64 (このIDを非表示/違反報告)
sih(プロフ) - omotigaloamoti1さん» こちらこそ、ありがとうございました🌷 (2023年2月7日 20時) (レス) id: b88fb8fe67 (このIDを非表示/違反報告)
sih(プロフ) - pota6さん» めちゃくちゃ具体的にありがとうございます！！😭精一杯書かせて頂くので少々お待ちください！ (2023年2月7日 20時) (レス) id: b88fb8fe67 (このIDを非表示/違反報告)
omotigaloamoti1(プロフ) - リクエストに答えてくださりありがとうございました！ (2023年2月7日 17時) (レス) id: 1b8f12af07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SUnfLoweR | 作成日時：2023年1月28日 2時
