『運命』 ページ6
アルバは涙を流しながらもその姿をまっすぐに見つめている
ソロモン「ダビデ・・・こんな場所に連れてきて、俺に何を見せようというのだ・・・」
ソロモンがそう言った瞬間神〈イル・イラー〉から何本もの白い触手のようなものが伸びてきた
シバ「・・・・・！！？」
ウーゴ「なっ・・・！？」
その触手がシバの額に触れる。すると・・・・・・
この世界にいるすべての魔導士の額にある第三の目が開かれ、そして全員が涙した
その時、魔導士たちは全てを理解した。神の『計画書』と呼ばれるものの真実を。すなわち・・・・・・・『運命』を。
ワヒード「どんな苦しみも・・・・・神が神殿を築くための些細な踏み台として決められていたことだというのか・・・・」
イスナーン「そして俺たちはどんな風に生きようとも絶対に逃れられない。『運命』に定められた無数の悲しみ、苦しみの連鎖から・・・」
ソロモン達とは別の場所にいるイスナーンたち、全ての者たちが涙を流し真実を共有した。それは基地に残っていたセリアも同様に・・・・・
セリア「・・・・・神によって定められた『運命』。じゃあ兄さんは・・・・・」
起き上がれない体をシーツに沈め涙を流す
セリア「そんなこと、絶対に許さないっ・・・」
セリアは拳を強く握りしめた。その時・・・・・
セリア「・・・・・っ！これは・・・」
自分の中の魔力が変わったのをセリアは感じた。そしてそこら中に見える白い蝶のような物も・・・
セリア「・・・・・ソロモン？」
それから感じるソロモンの魔力。
セリア「あなたは、いつまでも自分を犠牲にして・・・・」
ソロモンは力魔法を使い、神〈イル・イラー〉からルフの力を奪い、そして封印した。そのルフは地上のすべての種族に均等に分け与えられた。
その与えられたルフにも、魔導士の中にあったルフにも黒いイル・イラーの意志の代わりにソロモンの意志が宿り、白く輝いた
シバ「ダメ・・・・そっちに行かないで。神様になんかならなくていいよ、ずっとそばにいてよ・・・・・」
シバはソロモンを抱きしめようとしたがルフの体は触れることができずにすり抜けた
セリア「・・・・・・バカね、本当に。」
セリアは再び涙を流した、イル・イラーからのものではなく、ソロモンの行動に対する悲しみの涙を
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亜雫 - 続き見たいです、頑張って下さい！ (2017年3月30日 19時) (
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ルン・カルルナ - すみません！！！！つい、癖で､2連続になってすみません！！！あと、続きを楽しみにしてます！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - きさっちさん» イスナーンは若い頃がカッコよくて！！それを友達に言っても共感されないという残念さ！これからも頑張ります！！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: ee117ed2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨキ | 作成日時：2016年7月19日 10時
