愛の魔法 ページ22
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『私たちの時代の問題を、次の世代であるあなたに背負わせてしまってごめんなさい。』
目の前にいるセリアではない、彼女のルフがアラジンの意識に直接語り掛けてくる
アラジン「大丈夫さ！この世界でアルマトランの知識を持っているのは僕だけだからね、何とかして見せるよ！」
セリア『あなた一人で抱え込む必要はないのよ・・・。仲間を頼りなさい。私達はそれが出来なかったから、お互いにすれ違ってしまった・・。』
ソロモンやアルバ、そしてセリアも一人で考えずに仲間と話し合うべきだったのだ。抱え込まずに打ち明けていれば未来は変えられていたかもしれない。
セリア『あなたは決して一人ではないのよ。信頼できる仲間が、友がいる。』
アラジンの頭に、アリババ、モルジアナ、今まで出会ってきた沢山の人たちの顔が浮かぶ
セリア『・・・最後に名前を聞いておきましょうか。シバから聞くことが出来なかったから・・。』
アラジン「僕の名前は・・・。アラジンさ！！」
セリア『アラジン・・・。そう、いい名前ね・・・・・。』
セリアのルフはアラジンの前から消えた。アラジンがイスナーンの方を見ると彼女の姿はもうなく、セリアだったルフにイスナーンは最後まで手を伸ばしてた
アラジン「・・・・セリアさんは凄い魔導士だね。キミのことを思い、かけた魔法が次元を超えても発動した・・・。」
イスナーン「あぁ、そうだな・・・。あいつは本当に強い女だよ。」
イスナーンの姿は元のアル・サーメンの姿に戻っていた
アラジン「まだ、この世界が憎いかい・・・？」
イスナーン「・・・・運命を許すことはできない。だが・・・・・。」
イスナーンの体から、先ほどのセリアの様にルフがあふれ出す。
イスナーン「マギよ・・・。最後にセリアに合わせてくれたお前には感謝している。俺もまた、セリアに救われた・・・。」
アラジン「・・・・きみたちは、お互いに愛し合っていたんだね。だからこそ、セリアさんの魔法は奇跡を起こした。」
イスナーン「・・・・確かに奇跡だな。もう二度と、会うことは出来ないと思っていたから・・・・・。」
イスナーンもまたルフとなり、消滅した。
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アルマトランを生きた二人の魔導士が起こした奇跡。
二度と会うことが出来ないはずの二人をつないだ魔法。
それは、お互いの想いが生み出した・・・・
"愛の魔法"
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‐完結‐
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亜雫 - 続き見たいです、頑張って下さい！ (2017年3月30日 19時) (
レス) id: 95f8c775ab (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - すみません！！！！つい、癖で､2連続になってすみません！！！あと、続きを楽しみにしてます！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - きさっちさん» イスナーンは若い頃がカッコよくて！！それを友達に言っても共感されないという残念さ！これからも頑張ります！！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: ee117ed2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨキ | 作成日時：2016年7月19日 10時
