長の意志 ページ15
命を落としたシバの体からルフが飛び出し、眠るソロモンへと向かった。
「ウーゴ様、それはなんですか！？」
ウーゴ「アラジンだ・・・シバとソロモンに託されたんだ。俺が代わりにこの子を育てるんだ！！」
ウーゴはとても小さな命をその手に抱えている
「そんなこと言ったって、このままじゃみんなやられちまいますよ！」
ウーゴ「・・・！！」
黒いジンと魔導士たちは止まらない。次々に世界を壊していく。
ウーゴ「どうすれば・・・・。ソロモン・・・！！」
そう言ったウーゴの目に白いルフが映る
ウーゴ「ソ・・・っソロモン！！」
そこに立っていたのは眠っていたはずのソロモンだった
「ソロモン王！！！」
ソロモン「みんな・・・。すまなかった・・・！！」
ウーゴ「戻ってきてくれたんだね・・・！！ソロモン・・・！」
ウーゴの目には涙が浮かんでいた。そこにひと際大きな音が響く。
ウーゴ「なんだ！？」
空に大きな穴が開き、そこから黒いジンが落ちてくる
ウーゴ「やつら、何をする気だ！？」
ソロモン「全てを無に帰す気だ。」
ウーゴ「えっ！？」
ソロモン「異種族の長たちよ。」
ソロモンとウーゴの後ろにたくさんの影が現れる。
「「「はっ、ここにおります。ソロモン王よ。」」」
ソロモン「みんな・・・・。俺の決断のせいで・・・。世界をこんな風にしてしまって本当にすまない。導く先を違えた王にも力を貸してくれるだろうか。お前たちは・・・・・。」
ソロモンは振り返らなかった・・・・
「「「ソロモン王よ・・・・」」」
ウーゴ「・・・！！？」
ウーゴは心配そうな顔で長たちを見ている
「確かに我々はあなたに導かれました。」
「しかし私たちは、私たちの意志で、自分たちの意志であなたに従ったのです！」
「自分たちの一族の将来のためにね。」
「あの日、あなたにかけられた言葉を忘れはしません！！」
「そして今、再び仲間を守るためにこの命を燃やすことを惜しみはしません。」
「世界を守るために。」
「世界を守るために」
「「「世界を守るために！！」」」
異種族たちの意志は同じだった・・・。すべての異種族の長たちがソロモンと共に戦うために集う
ソロモン「最後の戦いだ。」
黒い魔導士たちもまた、アルバを中心に世界を壊すために集う
アルバ「世界と共に散りなさい。傲慢な王としもべたちよ。」
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亜雫 - 続き見たいです、頑張って下さい！ (2017年3月30日 19時) (
レス) id: 95f8c775ab (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - すみません！！！！つい、癖で､2連続になってすみません！！！あと、続きを楽しみにしてます！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - きさっちさん» イスナーンは若い頃がカッコよくて！！それを友達に言っても共感されないという残念さ！これからも頑張ります！！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: ee117ed2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨキ | 作成日時：2016年7月19日 10時
