守れなかった ページ14
シバはアルバに敗れた。アルバは黒いジンからも魔力を集めシバを圧倒的な力で倒した。
アルバ「大丈夫・・・あなたの無念の意志は私が継ぎます。偽りの神も運命の監獄もない清浄な世界を、私たち『アル・サーメン』が作ってきます。だから・・・・」
アルバはシバの頭に手を置く。地に倒れながらもシバはアルバを見つめていた
アルバ「安心してお死にください。シバ王妃。」
そう言ったアルバは恐ろしいくらいに笑っていた。そして、シバの神杖を掴む
アルバ「シバ王妃の遺志は私が引き継いだ！」
アルバは魔導士や黒いジンを引き連れていった
ウーゴ「ごめんシバ・・・・。間に合わなかった・・・！！」
倒れているシバの傍に膝を付き涙を流す。近くには異種族たちもいる。そんなウーゴにシバはルフを使い語り掛ける
ウーゴ「・・・なに？シバ・・・・」
「誰と喋っているんだ！？」
異種族たちにはルフが見えない。だがマギであるウーゴにははっきりとシバにルフが見えていた
シバ《ごめんなさいウーゴ・・・。結局こんなことになってしまった。私は、みんな守りたかったものを最後まで守り切れなかったよ。でも、この子はまだ生きられる。》
ウーゴ「えっ！？」
シバ《ソロモンが残していってくれた子だから・・・・。この子を・・・おねが・・い・・・ね》
ウーゴ「待ってシバ！！この子の名前は！！？」
今にも消えそうなシバのルフが揺らめく
シバ《・・・アラジン。》
ソロモン、わたしがんばったんだけど・・・・。アラジンあなたに会いたかった。一度も抱いてあげられなくて本当にごめんね・・・
シバ『私ね、ここへ来て本当によかった！』
これは過去の話。まだシバも幼く、誰も失っていない・・・・
ソロモン『なんシバ、急に』
シバ『だってね、あの部屋で死んじゃってたら、ソロモンやウーゴ、アルバ、みんな、大好きなこんなたくさんの家族にも会えなかったってことでしょ？』
ソロモン『あぁ、そうだな』
シバ『だから私、がんばるね！私の最後の力まで、みんながずーっと一緒にいられるために使うの！』
イスナーン『恥ずかしいこと言うなぁ。シバは。』
ファーラン『子供は無邪気アル。』
セリア『あら、かわいいじゃない。』
ワヒード『なんじゃ、わしもそう思っとるぞ！』
セッタ『僕もさ、シバ。』
アルバ『そうだね。』
ウーゴ『俺も！』
みんなが笑っていた。
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亜雫 - 続き見たいです、頑張って下さい！ (2017年3月30日 19時) (
レス) id: 95f8c775ab (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - すみません！！！！つい、癖で､2連続になってすみません！！！あと、続きを楽しみにしてます！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - きさっちさん» イスナーンは若い頃がカッコよくて！！それを友達に言っても共感されないという残念さ！これからも頑張ります！！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: ee117ed2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨキ | 作成日時：2016年7月19日 10時
