懐かしき青年 ページ12
「ソロモン王の命が尽きようとしている。これより王は、シバ王妃と最期の時を過ごされる。」
「「「王よ・・・」」」
ソロモンに祈りを捧げる魔導士たち。しかしその祈りの中で黒い闇がうごめいていた
ソロモンの寝室でシバはその手を握り、静かな時を過ごしている。だがそこに一人の兵士が慌ただしく飛び込んできた。
「大変です、王妃よ・・・魔導士たちが、魔導士たちが反乱を！！！」
そして、悪夢が始まった・・・・・
アルバ「大義は我らにあり！！歪んだ正義でこの世界を我がものにせんとする傲慢な王に鉄槌を！！この世の真理を司る『八芒星』を掲げる理は我らにあり！！！」
反乱軍を率いていたのはマギの一人であるアルバだった
「八芒星の共同体！！」
「八芒星の共同体！！」
魔術師の中には、イスナーン、ワヒード、ファーランの姿もある。上空に神杖を持ったシバが現れ、一直線にアルバに向かう
アルバ「きみとは・・・・やっぱり私が決着をつけなきゃね。」
マギ同士の戦いが始まった。
「イスナーンおじさん！！」
向かってくる魔導士を殺し続けるイスナーンに一人の青年が声をかける
イスナーン「お前は・・・・・」
その顔に見覚えはあった・・・・。青年は過去にセリアに告白し、ダビデとの戦いでは彼女が守った少年だ。イスナーンが最後に顔を見た時よりも幼さが抜け立派な魔術師へと成長していた。
「なんでこんなことしてんだよっ！なんであんたが！？」
イスナーン「お前みたいなガキには一生わからない、俺の前から消えろ。」
イスナーンは神杖を青年に向ける
「俺はあんたを止めるぜ・・・。あんたがこんなことしてるのをあの人が知ったら、絶対にそうするはずだからな！！」
青年もまた杖を構えた。
イスナーン「やってみろ。お前程度では、俺にかすり傷一つ付けることはできない」
二人は空へと飛んだ。先に仕掛けたのイスナーンだった
イスナーン「雷電」
雷の鋭い一撃が、青年に向かう
「水弾！！」
それは、水の弾によって相殺された
イスナーン「その魔法は・・・・」
「俺だって何もしていなかったわけじゃない！！あの人に相応しい魔術師になれるように、ずっと修行してた！！」
激しい魔法の打ち合いが続く。だが力の差は明らか、青年はどんどんボロボロになっていく。イスナーンには傷一つ付いていない
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亜雫 - 続き見たいです、頑張って下さい！ (2017年3月30日 19時) (
レス) id: 95f8c775ab (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - すみません！！！！つい、癖で､2連続になってすみません！！！あと、続きを楽しみにしてます！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
ルン・カルルナ - 続きが見たいのです！！！私は､楽しみにしてるのです！！！ (2016年11月26日 9時) (レス) id: d232e25f07 (このIDを非表示/違反報告)
セリア(プロフ) - きさっちさん» イスナーンは若い頃がカッコよくて！！それを友達に言っても共感されないという残念さ！これからも頑張ります！！ (2016年7月31日 0時) (レス) id: ee117ed2fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨキ | 作成日時：2016年7月19日 10時
