ヒロインなんて16 ページ17
えーと…
確かに、私は流石に2人っきりは無いよなとは思っていた。
「あ、やっと黒尾さん来た！後、星崎さんですよね！」
しかし、逆にこんなに人数が多いとも聞いていない。
「これはどういうことか説明を頂きたいのですが。」
鉄朗の部屋にはバレー部員と思われる人達がいた。
菜々美はいなかったけどね。
「A、頼む！こいつらの赤点を回避してくれ！」
なるほど。
まぁ別に断る理由は無いし。
「赤点回避できるかは分からないけど、勉強は教えれるよ。」
そう言うと、鉄朗だけでは無く他の部員の人達の顔も明るくなった。
「よっしゃー！星崎さんに教えて貰ったら赤点回避出来るー！」
「じゃあ私は私で勉強するから分からん所あったら聞いてね！」
私は机の上に鞄から取り出した課題や筆箱を置き、勉強に取り掛かった。
これなら自分の勉強も出来るし。
相手にも教えれるよね。
しかし、いつまで経っても質問は来ずなんか私要らないんじゃないのか。
そう思いつつも前にいる白い頭の子の問題集を覗いてみると…
真っ白だった。
…え？
「星崎さん…俺、何が分からないのかが分からないです。」
…あ、そういうやつか。
「えーと、今やってる所はどこ？」
「ここなんですけど、…」
指が
「これの何が分からんの？」
確かに第5文型とかややこしかったような気もしんくもないような…
彼とトムは同じ人やから〜とかそういうのやっけ。
それならどうやって説明しようか。
そう考えていたが予想を遥かに上回る答えが返ってきた。
「このSとかなんなんですか！」
え〜マジかぁそこかぁ。
ちょっと私無理かもしれない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 217人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
作者 - 御世さん» コメントありがとうございます！稲荷崎…それは…！(笑)是非書かして頂きます！これからもよろしくお願いします!! (2020年7月30日 20時) (
レス) id: 612706aa0d (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 彼方さん» コメントありがとうございます！拓真君落ちですね。ありがとうございます！オリキャラを希望して頂きとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします!! (2020年7月30日 20時) (レス) id: 612706aa0d (このIDを非表示/違反報告)
御世(プロフ) - 続編楽しみにしています！ (2020年7月30日 18時) (レス) id: 1bd4f46512 (このIDを非表示/違反報告)
御世(プロフ) - 意外と稲荷崎の誰かとのオチもいいかも…！ (2020年7月30日 18時) (レス) id: 1bd4f46512 (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - 黒尾落ちもいいですが、拓真君落ちも見てみたいです。続編待ってます！更新頑張ってください (2020年7月28日 23時) (レス) id: 810f7199ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：作者 | 作成日時：2020年5月27日 17時
