血の臭い ページ42
『大丈夫!!鬼が出ても私が守ってあげるから!!』
山のなか。
ここで鱗滝さんと会うんだよね。うん。
炭「なんだか女の子に守ってもらうっていうのは...」
ふふん。こう見えて強いんだよぉ?私。
『柱ですから!!』
沈黙。
え?私まずった?
炭「はしらってなんだ?」
あ、あぁ。そう言うことね。炭次郎は柱、知らないもんね。
『まぁ、最強!!みたいな感じだよ』
うーん。我ながら説明雑っ!!
炭「そうか!!Aは凄いな!!」
...罪悪感。
もう少し丁寧に説明すれば良かったよ。
炭「...A、血の臭いがする」
え?なにも匂わないけど...。炭次郎には分かるのかも。
『じゃあ、急ごっか』
炭「ここだ!!」
炭次郎が足を止めたのは古びた館のような建物の前だった。
ここ...。確かに血の臭い。これはでも...。
炭次郎が戸に手をかける。
『駄目!!!』
炭「え...」
遅かったか。
戸が開く。
『伏せて!!』
私は言うや否や炭次郎を蹴り、右に飛ばす。そして私も炭次郎と同じ方向に大きく跳んだ。
さっきまで私がいたところを鬼の爪が通る。
っぶな!!あそこにいたら絶対死んでた!!
『私の炭次郎に何してくれてるの?』
日輪刀を抜きかけて思い出した。
これ、もしかしなくても炭次郎が始めに手をかけた鬼では...?
私は日輪刀をしまう。
『炭次郎!!はじめての鬼だから炭次郎が倒そう!!』
グッと胸の前で拳を作る。
炭「え!?」
安心しなさい!!やばくなったら助けてあげるから!!
そこからは原作通り。私は我が子を見守る母親の眼差しで炭次郎を見ていた。
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胡桃 - ゆるさん» ありがとうごさいますっ!! ゆるさんのコメントでもう少し連載しようかなぁと思った今日この頃です(笑) (2020年5月28日 20時) (レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - すごく面白いです!更新楽しみにしてます! (2020年5月28日 10時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ここま - 派手派手だぁ!! (2020年5月6日 8時) (レス) id: 233309ccbd (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - lameさん» 更新できていなくてすみません。 派手派手だぁ!! (2020年4月30日 8時) (レス) id: c16ba4f52a (このIDを非表示/違反報告)
lame - 派手派手だぁ。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 5b3df30761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:胡桃 | 作成日時:2020年3月26日 10時