転生したらシスコン音柱の妹でした

冨岡柱になったぞ&オマケ ページ22

　『ふぅ。だいぶ大丈夫になった。それで、なんの話だっけ？』

　天「あーと、なんだっけ...。あ、そうだ！！火傷を何処でどうやって作ったのかって話だ」

　あー。でも、それはマジで覚えてないから。

　天「別に良い。言いたくないなら言わなくて」

　本当！？ヤッホーイ！！

　天「でも」

　イケメンの顔がわたしの顔に近づく。

　ちょ、近い近い。

　天「もしも抱えきらなくなったときは話せよ。派手に優しく慰めてやるから」

　え？イケメン。

　流石国宝級の性格&顔立ち。

　なにをしても様になる。

　天「近いうちに冨岡のところにも行ってやれよ。随分と落ち込んでたからな」

　りょーかいであります。

　天「あ、そういえば＿＿＿」

　そういえば？

　天「冨岡、柱になったぞ」


　...トミオカハシラニナッタゾ？

　とみおかはしらになったぞ。

　冨岡柱になったぞ！？

　『えええええええええ！！！！！！！！！？？？？？？』

　私のこの絶叫ですーさんたちを起こしてしまい、抱きつかれたり泣かれたり、怒られたり、衝撃の出来事を聞かされたり、一言で言うと寝られなかった。

　



　“衝撃の出来事を聞かされたり”について。


　まきを(以下ま)「そういえば知ってます？天元様、Aさんがいなくなってから氷の音柱って呼ばれるくらいぴりぴりして不機嫌だったんですよ〜」

　え！？なにそれ！！聞きたい！！興味ある！！

　天「おまっ！！馬鹿！！それ以上言うな！！」

　『言って！！なに！！なにがあったの！？』

　雛鶴(以下雛)「ずっと不機嫌で周りの人に当たっていたからそんな二つ名がついたんですよ〜」

　ほほう。

　天「あぁー。くそっ！！」

　天兄はニヤニヤ顔の私がムカつくらしく殴られた。

　理不尽ッ！！

　

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